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公共交通としての自転車がある生活

こんにちは。移住者ネットワークの須田暁憲です。

ようやく訪れた春も、だんだん初夏に近づき新緑がきれいな時期になりました。

この時期は、金沢でも気持ちの良い天気が続き外で活動したくなってくるものです。

金沢には「まちのり」というシェアサイクルがあり、家の近所にも最近ポートができたことから利用させてもらっています。

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◆まちのり

以前は、観光地を中心にポートが設置されていましたが、最近はまちなかを少しはずれたところまでポートの設置箇所が拡がっており、2021年4月30日時点では69か所のポートが設置されています。

www.machi-nori.j

自宅、職場ともに徒歩3分程度のところにポートができ、「公共交通」として使うこともできるようになったと感じています。

私は、2年ほど前に自転車の盗難に遭い、新しい自転車を購入するか悩んでいましたが、家の近くにまちのりのポートができたことで、新たに自転車を購入する気持ちが無くなりました。

先日も市役所で打合せがある際に使いましたが、新緑を楽しむことができ、この季節の楽しみを満喫することができました。

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また、2018年度末の国土交通省のデータでは、日本でシェアサイクルシステムを導入している都市は225都市。そのうち金沢市では「第2次金沢交通戦略」にも「まちのりの拡充」が記載されており、市の交通戦略上も位置付けられています。

これまで、「シェアサイクル」と言えば観光地のいわゆるレンタサイクルが中心だったと思いますが、これからは生活の一部になるのではないかと思います。

まちなかを歩いていると、通勤姿でまちのりを利用している姿をよく見かけるようになりました。

北陸の冬は、なかなか自転車に乗る気持ちにはなれず、なかなか自転車を持つという判断はしにくいところもあるのですが、今の季節のような気持ちの良い季節にシェアサイクルがあるというのはとてもありがたいです。

季節によって交通手段を選べるところも、金沢の魅力の一つではないかと感じます。



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