読書会メモーー野口雅弘『マックス・ウェーバー』
野口雅弘『マックス・ウェーバー』(中公新書)を課題本として読書会を行いました。ここでは、そこで話された内容のポイントを簡単に残しておきます。
・ウェーバーは社会のなかに、官僚制や民主主義といった「機械」を見出していた。その意識されざる仕組みを解明することをライフワークとしていた。とはいえ、政治の情報公開に難色を示していたところなどを見ると、死後のナチスの隆盛を予見できなかったように、機械が「どのように稼働すべきか」という問題は深めきれなかったのではないか。
・『プロテスタン