マガジンのカバー画像

We love the EARTH 君に会うために生まれた

6
TM NETWORK からイメージした小説。中学生の頃に書いたものですが頭の中にしかありません。もう一度書きます。
運営しているクリエイター

記事一覧

Theme 0 SARI

Theme 0 SARI

私が生まれてきた意味なんて、何もないと思ってた

自分がどこから来て、どこへ向かうかなんてどうでもいいと思ってた

でもあなたに出会った時、気が付いたの

1番大切なこと

私は、あなたに会うために、生まれたんだ…

Theme 0 WATARU

Theme 0 WATARU

終わりのない旅をしてきた

積み重なり、幾重にも透けて見える記憶たち

なんのために、どこへ向かうのか

漂う僕の心をつなぐのは、君への想いだけ

君ともう一度出会うため

僕は再び、はじめる

Theme 0 YUJI

Theme 0 YUJI

友情と、愛情と

限りなくゼロに近いふたつの可能性

僕は何のために、君を抱きしめるのだろう

この腕の中で、力なく息をする君の全てを

例えどんな結末になっても

僕は信じる

僕たちのすべてを

Theme 0 SATOSHI

Theme 0 SATOSHI

すべての力を この運命にかけよう

記憶も 未来も 

君のいない世界に 生きる意味などないから

僕は感じるだろうか

君の声を 君の笑顔を

サリア

僕は 君に会うために 最後の旅に出る

Theme 1 SARI

Theme 1 SARI

「運命なんて、そう簡単に転がってないよね」

帰り道、陽子がそんな風に言ったのは、今日の最後の授業で「運命の出会い」について注意を受けたからだ。

春が近付き新たな出会いが巡るこの季節になると、繰り返される内容だからしつこくていい加減うんざりするが、年頃の女子には多少憧れる部分があったりもする。

「まぁね、ほとんどの人が出会わずに生きていくわけでしょ。私たちみたいなフツーの人間が、実はリマインダ

もっとみる
Theme 2 WATARU

Theme 2 WATARU

ライブを直前に控えたスタジオの空気は、熱気を帯びて、誰もが何かに突き動かされるように過ごしている。

(変わらないな…)

時代や場所が変化しても、自分が作り出した音楽が手を離れ、多くの人々に共有されていく過程が好きだ。

孤独から生まれたはずのものが、いつの間にか仲間を連れてくる。

(後は、君だけ…)

今回のツアーも残り1回。サリアとの再会の気配はない。

たくさんのメッセージを込めて送り出

もっとみる