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浅草芸人列伝〜ホームラン・勘太郎師匠

浅草漫才協会の先輩芸人、漫才コンビ「ホームラン」の勘太郎師匠がお亡くなりになりました。

あー、もう一回「ホームラン」の漫才見たかったなー!

コントグループ「てんぷくトリオ」の三波伸介さんの弟子だった「たにし」師匠。コミックバンド「ドンキーカルテット」の小野ヤスシさんの弟子だった「勘太郎」師匠。二人合わせて「ホームラン」。その勘太郎師匠が亡くなったよ。死んじゃったよ。

まるでヤクザの様な強面の顔で相方の「たにし師匠」にツッコミを入れ、次の瞬間、満面の笑顔でボケる。そのギャップがたまらなく可愛かったよ。元祖ギャップ萌えだよ。

楽屋でもニコニコしながら、こんな話をしてくれました。

「ホームランでデビューしてすぐさー、ディズニーランドのレギュラーが決まったの」

「えっ、ディズニーランドのレギュラーってダンサー?とかですか?」

「いや、ディズニーランドが開園した時にさ、芸人が集められたんだよ。ブッチャーブラザーズとかも一緒で。で、ステージでショーをやる仕事」

「へー!ディズニーランドの初期ってお笑いもアトラクションであったんですか!」

衝撃の事実!ミッキーマウスもビックリ!

「そうなんだよー。初めてだから手探りだったんじゃねーのかな?でもこっちはさー、ディズ二ーランドで!夢の国で!レギュラーだー!って舞い上がってさー。これで一生食っていけると思ってディズニーランドのある舞浜に引っ越したんだよ。そしたら引越しした次の月にディズニーランドの仕事クビになっちゃったんだよ。『芸人がディズニーランドに関わるのはイメージが悪い』って言われてさー。冗談じゃねーよ」

そこから一切仕事がなくなり、縁もゆかりもない舞浜に取り残され、わずかながら残った仕事は闇営業のみ。「夢の国」から「闇の国」への方向転換。そりゃードスの効いた顔にもなるわ。

でも外見とは裏腹、実際会うとすごく優しい。

良く話すようになったきっかけは、映画「シベリア超特急」。「いやあ、映画ってホントに良いですねぇ〜」でお馴染みの映画評論家、水野晴郎監督作の伝説のカルトムービーです。

なにしろこの作品「長回しの撮影を試みるも、現場をウロウロしていた水野晴郎監督がカメラに映ってしまう」というアクシデント。

そして、それを修正せずにそのまま公開してしまったという映画史に残る問題作。

その問題作である「シベリア超特急3」を見ていたら、水野晴郎監督以上にビックリする人物が映ってました。

「あー、ホームランの二人が出てるー!」

そうです、漫才コンビ「ホームラン」のお二人が俳優として、映画「シベリア超特急3」に出演していたのです。

その事を是非聞いてみたくて浅草東洋館の楽屋に押しかけたのがきっかけ。映画に出演した時のエピソードを色々聞かせてもらいました。

そしたら次に会った時「金谷くん。そんなに好きならこのTシャツあげるよ」って貰ったのがこれ。

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形見になっちゃったよ。

勘太郎師匠、天国からでも良いので、またツイッターにリアクションしに来て下さい。




金谷ヒデユキ

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