備忘録。初めて小説を書いてみた。

「読みたいことを、書けばいい。」

そう、言われるがまま、この一ヶ月、自分が読みたいと思った小説を書いてみたら、びっくりするほど、スムーズに書き終えることができた。

同じく、故・小池一夫大先生にならって、キャラクターに嘘をつかさないで、自由に動いてもらったら、これまた、びっくりするほど、スムーズに書き終えることができた。ハイスクール奇面組の作者、新沢基栄先生も、最終巻の後書きで、同じ事をおっしゃられている。

もっとも、キャラクターに好き勝手していただいたら、

予定では一言しかセリフのなかった、主人公の「クラスメイトA」は、主人公よりもしゃべりまくった。

ラスボスと目していたキャラクターは、セリフ2つしかしゃべらない、マスコット的キャラクターになってしまった。

そして、いい加減で、人畜無害だと思っていたおじさんは、とても薄気味悪い、性根の腐った人物になってしまった。


とは言え、キャラクターが好き勝手動いてしまっても、それが、自分の読みたい物語だったから、すんなりと受け入れることができた。

今、最終推敲がてら、読み直しているのだけど、最高におもしろい。

でも、一次選考を通る気がしない。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。 サポート戴けたら、とてもとても喜びます。