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外に出られないので話題の蘇を作ってみた

皆さんお元気ですか。

私は元気です。

さて、近頃Twitterでよくみる"蘇"ご存知ですか?

ちなみに私は忍たまで履修しました。

そしてこれが私の母です。

奈良時代に食べられていたレシピが謎の保存食蘇、、、、

なんか面白そうなので興味本位で作ってみることにしました。

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まずは牛乳を注ぎます。

ものすごく濃縮されて量が減るので多めにと書かれていたのですが、美味しくなかった時のことを考えて今回は少量です。

他人の言うことはそんな簡単に信用してはいけませんからね。

本当はそんなに美味しくないんじゃないの?私を騙そうとしてるんじゃないの?と勝手に作ろうとしてるくせに疑心暗鬼になるチキン野郎は私です。

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少量なのでわりとすぐ煮詰まってきました。

まわりに固まってくる牛乳をこそげおとすのがちょっと大変です。

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はい来たよ〜〜!!蘇の予感が来た〜〜〜!!!

もうすぐそこまで奈良時代が来てますね。うっすら微笑んでる藤原道長が見えますね。私としては微笑んでる藤原基央が見えてほしいところです。

見えないものを見ようとして〜〜〜

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ドン!!!!!!!! 

できました。

感触としては焼く前のクッキー生地って感じ。

冷蔵庫で冷やします。

ちなみにここまでの所要時間約30分。

少量なら腕もそこまで死にません。

たぶんこれを1リットルとかで作ろうとすると、 どこかのエルリック兄弟みたいに腕を犠牲に蘇を錬成することになりますね、多分。

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さて、完成した蘇がこちら。

見た目と匂いは完全に6Pチーズ。

お、なんか美味しそうかも、高まる期待。

実食

、、、、、、、、、、、。

永遠かとも思われた時が流れました。

最初に言っておきますが、決して不味くはありませんでした。

なんとも形容しがたい味…しいて言うなら牛乳を温めた時にできる薄膜の風味を強くした感じ。

作っておられた方のレビューではレアチーズケーキのよう、牛乳のほのかな甘み、ミルクケーキみたい、と伺っていましたが率直な感想としては

薄膜味の濃い塊

かなり牛乳の匂いがするので苦手な人もいるかも。ちなみにホットミルク大好きな私もちょっと苦手に感じる程の乳製品臭でした。

しかし味は素朴な味なので、蜂蜜とか黒胡椒をつければ甘い味も塩辛い味にも順応しました。

おつまみとかにもいいかもしれない。

今回の教訓としては

他人のレビューは信じすぎず少量から試そうな!!!!

です。

もし1リットル作っていたら食べ切るのが辛かったと思います。

失った腕を取り戻すために賢者の石を探す旅に出るところでした。

しかし今回作ったのはマジの牛乳のみで作ったプレーン蘇なので、甘味とか入れて作ると美味しくなるのかもしれませんね。あ、これも信じすぎないようにしてください。

皆さんも興味があればオリジナル蘇作ってみてはいかがでしょうか。

では、お身体にお気をつけて。



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