「やっているつもり」の呪い


こんにちは。髙橋佳那子です。


実は私、
「何か楽器を始めたい!!」と
数年前から思っていたのですが、


ようやく1ヶ月ほど前に
myウクレレをお迎えしました😊


(楽器を始めたいと思った理由や、
ウクレレを選んだ理由はまた今度気が向いたら投稿します。笑)



5月末に私のところに来たウクレレですが、
最近いろいろバタバタしてまして、
実際に弾いた日数は10日もありません。笑


このままではいつまでも上達しないと思ったので、
思い切って演奏動画を撮りました。


名付けて「30秒演奏動画」。


インスタ経由でしか見れないようなので、
インスタのリンクを貼っておきます。




実は私、この動画を撮っている時は
「なかなか上手く弾けたやん!」って思ってました。


でも実際撮った動画を見てみると、

・右手が不自然なほどガッチガチ
・ウクレレが若干左に寄ってる
・きちんと鳴ってない弦がある

パッと見ただけでこれだけの問題に気づきました。(穴があったら入りたい)



物事を客観的に見ると、
驚くほどたくさんのことに気づきます。



音大生時代、オペラの授業で
師匠に「何か君の演技って、クールだよね」
って言われた時もそうでした。


その師匠の言葉を
「君の演技からは何も伝わってこないよね」
と解釈した私は、


次の日早起きして、
大きな鏡のある広い練習室を取って
演技をしながら歌ってみました。


え…何か…
動き小っさ…( ゚д゚)


数メートル先のお客さんに
見えるように演技しないといけないのに、


私の身ぶり手ぶりは
数十センチの距離感でした。
自分では大きく演技してるつもりだったのに。


それ以降、私は時々自分の演技を動画で撮ったり、
鏡を見て確認するようになりました。



これはプレゼンなどにも言えることで、

・ゆっくり話してるつもりだったのに、
録音を聞いてみたら早口だった

・にこやかに話してるつもりだったのに、
ものすごく表情が硬かった


などなど、
「やってるつもり」の恐怖は
日常の至る所に潜んでいます。笑


「違う視点からものを見る」って
難しいスキルのように感じますが、


きちんと寝てる「つもり」…
ちゃんと言った「つもり」…
育児をやってる「つもり」…


自分の「やってるつもり」に
気づくだけでも、
得るものがあるのではないでしょうか。


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