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なぜ塩、なぜ月桃なのか。②サイン。デザイン。自己愛の練習。

海水を煮詰めたら、マジで塩になっちた!

思いつきで逢わせた月桃の色も香りも、
どうやら上手く乗ってしまった!

何コレ何コレ、売ろっかな〜


と衝撃覚めやらぬままにSNS投稿をしたら、

3分も経たないうちに、

見ず知らずの方からまさかの注文メールを頂いた。

私のダンスや文章が好きで、塩も好きで、

その私が塩を売るならぜひ買いたいと仰る。


そんな風にしてエネルギーが、経済が回っていくのなら、

そんな自然で素敵な話はないと思った。


東京から、
ほぼ無名なままミヤコアガリして来たダンサーに過ぎない私、

「人間を海を愛している」と思うけれど

基本はアーティスト崩れのオタクで超HSP


(この言葉便利。ちょっと前まで霊媒体質で〜、て言ってた言われてた。「霊媒体質なんです」より「HSPなんです」の方が社会的認知されてっ感あるよね。両者は同じではないだろうけど)


人付き合いは必要最低ラインでキャパいっぱい

であるような人間が、

その在り方…いわゆる「自分ビジネス」だけですぐに
全てを回していけるとは到底思えなかったが、


それでもその即レスな流れは、

「コレは、塩づくりを宇宙から応援されちゃっているんじゃ!」

宇宙の後押しサインであると、私に思わせるに充分だった。


「月桃+〇〇」とはよくあるアイディア。
塩もとっくにありそうだけれど、ネットで検索した限りでは、同じ方法でつくっている商品は見当たらなかった。

「誰もやってないなら、ますますやる価値ある」

これを、
ほんとうに商品として売ってみようか。

ダンスもマッサージ仕事も

カタチのないサーヴィスで

そういえばカタチのあるものを、
売ったことない。


地球がこの先どんな芸風になってくのか
わからないけど、

せっかくまだ物理のある3次元に居るのだから、

「カタチのあるもの」
を売ってみるのも、いいかもしれない。


舐めれば、消えるけど。


そしてこのヒラメキをカタチにして売ることは、

私のインカネーション・クロスに沿っている

ような、氣がする。

だとすれば、上手くいくはずだ。

「実験が、したい」

そう思い至るのに、
一瞬くらいしか、かからなかった。



さて
このアイディアを私が当然職場に進呈するもの、

と思いこんだオーナーと、ちょっとだけ揉めた。
(すぐに和解)

私には
「自分で塩をつくれる」
などという発想も知識もなく、


きっかけとしてその職場での
「塩でもつくろうか」企画がなければ
このような展開にはなっていないのは
事実であり。


たいへんな作業行程だし。


みんなでやったら、
それはそれで楽しかろうし。


オーナーの行動力、ビジネス能力を
よく知っているし。


そっち方面からの視点、思考は私にも去来したが、

「すみずみまで完・全・に・
私の好きなよ〜うに、やりたい」


「成功も失敗も全て
自分の責任において引き受けたい」


という意思を押し留めることはできなかった。


職場のみんなのことは大好きだけれど、

それとこれとは話が別で、

海水1リットルあたり15gも取れないこの作業を、

「遠くの職場を維持する」

ためにやることができるとは、

思えなかった。


私はどきどきしながらもどキッパリと、
「自分」を優先した。


舞台以外の場でこれを行うことは、
私には容易くなかった。


私は誰よりも私の魂のよろこびと、身体の楽を、
選択した。


「みんな」や「お世話になった誰か」
よりも優先された「わたし」は、
「私」を信頼してくれるようになった。


「自分内信頼関係」みたいなものが、
成立したように思う。

  

「自信」ってこれかなと、思う。


今でもあの時の私を思うと、

ありがたくてありがたくて


心臓が泣いてくる。


私は「塩づくり」を選んだようでいて、

いのちを選んだのだと思う。


違うな。


いのちに、選ばされたのだと思う。

<つづく>

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昨年4月。 クルマの上で乾燥される塩たち。


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