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かなり短い小説

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2000字未満の自作の超短編小説(ショートショートや掌編小説)をまとめました。
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君の話【ショートショート】

「ねえ」 隣のベッドから小さな声がした。 「ねえ。ハル、起きてる?」 その声に、必死に寝…

かなりあ
3か月前
25

【A視点】向こうの「声」に耳を傾けて【掌編小説】

もしもし。 【 】 もしもし。 【 】 ごめんホント。急に電話して。 【 】 なら良かった…

かなりあ
1か月前
22

【B視点】向こうの「声」に耳を傾けて【掌編小説】

〈 〉 あ、もしもし。 〈 〉 もしもし。急にどうしたの? 〈 〉 別いいけど。ご飯食べ終…

かなりあ
1か月前
16

共同著作物【ショートショート】

小説を書きたいが、どう書けばいいか悩んでいる。 執筆を手伝ってほしい。 内容はまだ決まっ…

かなりあ
2か月前
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おなまえ【ショートショート】

アオ君が海水浴場を訪れるのは、今日が初めてだった。 初夏の海岸には、やわらかな日の光が降…

かなりあ
1年前
16

契約の秘密【ショートショート】

男は、大学進学を機に一人暮らしを始めることにした。 その大学には心理学で有名なS教授が在…

かなりあ
1年前
8

春休みの課題【掌編小説】

「春」をテーマに小説を書いてください。 手元に渡ってきた縦長の用紙の一番上に、そんな一文が書かれていた。その下に等間隔に引かれた幾本もの線をぼんやりと眺めていると、小山先生の声がした。 「今年の春休みの課題は『小説』です。この紙に収まる短い小説を書いて、春休み明け最初の授業で提出してください。一番下に自分のクラスと名前を書くのを忘れずに」 「先生、課題ってこれだけですか?」 間髪入れずに、いつもの調子で安田が尋ねた。 「そうですが何か?」 「いや、他の教科だともっ