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#はじめてのインターネット

noteをリスタートするにあたって、やっぱり「お題」が存在しているのっていいなぁ、と思っていて。今回は「 #はじめてのインターネット 」というテーマについて。

私自身、高校に「コンピューター室」という部屋があって、摩訶不思議な言語で何ビットかわからないようなアニメーションをおっかなびっくりしながら作らされていた(気がする)ような世代です。大学時代には、基礎演習と題したパソコンの授業があり、めちゃくちゃ赤点で、パソコンとの出会い方が、とても悪かったタイプ。

当時は「テレホーダイ」という夜11時から定額接続ができるサービスがあり、インターネットに接続するためには、そに時間を目掛けてパソコンを開く、という日々。回線は、ADSLとか、ISDNとか、そんな感じだった。

インターネットはとても便利なツールだったけれど、Yahoo!掲示板や、2ちゃんねるといった匿名性が高い(とされる)場所で、さまざまな噂や意見が飛び交っていました。大学生の私にとっては、かなりスリリングというか、見るだけですり減ってしまいそうなものも多くて、気がつくと目を向けないようにして。そこに魅力をまったく感じなかった。

いつしか、個人ホームページと言われる非公認のファンサイトがたくさん作られるようになりました。応援しているミュージシャンや芸人さんを紹介するサイトを、ファンが作るみたいな。いまで言うと、ファンアカウントのようなものでしょうか。無料サーバーに登録して、自分でデザインして、ftpでアップして、BBS(掲示板)リンクさせて、という作業を経て出来上がる、自分のサイト。私は独学でHTMLを駆使して手打ちで作って、そこからつながって仲良くなった人もたくさんいたし、いろんな地方に友達ができました。そこがインターネットならではだなと思います。

いまほど回線も強くないし、情報も様々な場所に散らばってるわけじゃない、ましてやソーシャルメディアや動画を駆使するような場所もなく、できることが限られていた時期。だからこそ、自分に合った楽しみ方ができる場所で、深すぎない状況が作れていたんじゃないかと感じています。そこから10年経つと、YouTubeが当たり前になり、スマホが誕生し、Twitterができ、インターネットへのハードルが圧倒的に下がるわけで、なかなか絶妙な時期に、インターネットに出会ったなと。

まあ、私の初めてのインターネットはそんな感じだったんですけど…。

インターネットを通じて起こった出来事としては、大学生のときに広告デザイナーになりたかった時期があって、サイトの更新とかもちゃんとやってたんですが、そこからお声がけ頂いてフライヤーを作る機会を頂いたことがあって、緊張したけどめちゃくちゃ嬉しかったです。懐かしい。

#はじめてのインターネット

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