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あの人の話はなぜ頭に入ってこないのか?

こんにちは、Kanami(@kanami_okada)です!

以前、私自身が研修講師としてデビューするまでの道のりを記事にしてから、「人にわかりやすく伝えるためには?」ということをずっと考えています。

できれば、今まで蓄積してきた体験やノウハウをまとめてお伝えしたいなーと思っているからなのですが、まとめるとなると「意外と難しい。。。」ということで、手が止まっております。

だったら、まずは書けそうな内容で書いてみよう!!と思い、今回のテーマ「あの人の話はなぜ頭に入ってこないのか?」を記事にすることにしました。

なぜこのテーマなのか???

仕事柄、いろんな人の話を聞く機会が多いのですが、真面目に聞いているのにどーしても話が頭に入ってこない時があるんです。

一所懸命話してくださっているのに、いまいち要点が頭に入らないってなんか嫌じゃないですか💦

もしかしたら、自分が話をしている時も相手にとっては「全然頭に入ってこない・・・」となっている可能性もあるのでは😱と思い、話が頭に入らないってどんな時に起こるのかなというのを考えてみました。

話し方やわかりやすい説明をテーマにした記事は世の中に溢れていますが、今回は「頭に入ってくる話し方」のポイントを個人の感覚で3つにまとめます!!



1.聞き手への想像力

まずは、「聞き手への想像力」です。

聞き手と話し手の間には必ず違いがあります。

どんな違いかというと
・知識
・経験
・思考パターン
・ボキャブラリー(専門用語知ってる知らないなど)
などです。

例えば、あるプロジェクトについての会議があったとしましょう。

このプロジェクトはこれまでAさんとBさんの2名で進めていましたが、今日からCさんも加わってプロジェクトを推進することになりました。

進行役のAさんが「今日の議題の〇〇についてなんだけど、、、」と話し始めたらどうなるでしょうか。

Cさんは今日からプロジェクトに加わったので、これまでどんなことをやってきたのか?そもそも〇〇の議題をなぜ今日話し合う必要があるのかがさっぱりわかりません。

こうなってしまうと、Aさんの話はCさんの頭に入ってこないということになってしまいます。

これは、プロジェクトに関して、Aさんが持っている情報とCさんが持っている情報が違うからです。

実際の場面ではこんなに極端事例は発生しないと思いますが、話すテーマについて聞き手と話しての前提情報が違うが故に話が伝わらないということはよく起こります。

ですから、話し手になった時には、聞き手の人がどんな状態なのかを想像することが重要になってきます。

【こんなことを想像してみる!】
・どんな情報を持っているのか?
・どんな気分で話を聞いているのか?
 (気分が乗っていない人に話すときは、まず聞く気になってもらう
  必要がありますからねー😁)
・専門用語などはどれくらい知っているか?
・何に興味関心があるのか?

とはいえ、「人のことを想像するなんて限界がある!!」という方もいらっしゃると思います。

気になるのは「どうやったら想像できるようになるのか?」ですよね。

これは、簡単です。
①色んなタイプの人と交流を持つこと
 →色んなパターンを知っておくことです
 →特に自分と違うタイプの人と!
②聞き手として色んなパターンを経験する
 →話がわかりやすいと思った時、わかりにくいと思った時の相手の話し方を聞き手の立場から考えてみること

この2つを意識的に行っていれば、相手を想像するときのパターンの引き出しが増えていき、相手をリアルに想像できるようになってきます。

つまり「慣れ」ですね!!(あー言っちゃった笑)


2.事例・エピソード

話が頭に入りやすくするための2つ目のポイントは「事例・エピソード」です。

例えば、ポイントの1つ目「聞き手への想像力」の部分の解説を見てみましょう。

抽象的な説明というのは、「聞き手と話し手の間には必ず違いがあります。」だけで終わってしまう説明です。

ですが、より理解をしてもらうために、具体的な事例を出しました。

どんな違いかというと
・知識
・経験
・思考パターン
・ボキャブラリー
などです。

というように。

さらに、「例えば・・・」ということで、あるプロジェクト会議における聞き手と話しての違いのエピソードも入れています。

例えば、あるプロジェクトについての会議があったとしましょう。

このプロジェクトはこれまでAさんとBさんの2名で進めていましたが、今日からCさんも加わってプロジェクトを推進することになりました。

具体的な事例やエピソードがなかったとしても、話の趣旨は理解してもらえるかもしれません。

ですが、理解度に差が出てくるのです。

特にビジネスシーンにおいては、聞き手に対して、話した内容を元に何かアクションをしてもらうことが多いのではないでしょうか。

理解度が浅いと話し手が意図したアクションにつながらないということが発生してしまいます。

聞い手が話し手の意図したアクションを実行できるように、話の中に事例やエピソードを盛り込んで、具体的なイメージを持ってもらえるようにしましょう!!


3.わくわく感

いよいよ最後のポイントです!!

最後のポイント、それは「わくわく感!!!」

いや、さっき具体的に話しなさいって書いてたくせに「わくわく感」ってめっちゃ抽象的ー!!と思われるかもしれません😂

それでも「わくわく感」が大事なんです!

みなさん、想像してみてください、、、
聞き手のことが想像されており、前提情報やこれまでの経緯もしっかりと説明され、具体的な事例やエピソードも盛り込まれた話を淡々と聞かされるシーンを。

「つまらん😑」ってなりませんか?

わくわく感というのは、聞き手の方に興味を持って楽しく話を聞いてもらうための工夫なんです。

大脳生理学の研究結果においても、興味・関心を持った出来事に対して、人の記憶力はアップするというデータがあります。(どれくらいアップするのか?とうデータを忘れました。気が向いたら調べます笑)

みなさんも経験ありませんか?
「学校の教科書の内容は全然覚えられないのに、自分の好きな物については事細かに覚えることができる!!」ということ。

相手によって工夫の仕方は千差万別ですが、相手が興味・関心を持つような話し方を少し意識してみてください。


以上!!
「頭に入ってくる話し方」のポイントを完全なる個人の感覚で3つお伝えしました!!

逆にこの3つが行えていないとあなたの話が相手に届いていない可能性があるということです。注意しましょう^ ^

何か使えそーだなと思ったら試してみてくださいね!!

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