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引き寄せを加速させる☆ビジョンボードワークショップ

“こうだったらいいのにな~”という『自分の理想の状態やあり方』、“こんなことをやってみたい“という『心からの願い』を、ここでは”ビジョン“と呼ぶことにする。

自分のビジョンに近いイメージの写真やイラストを集めて、コラージュしたボードが「ビジョンボード」だ。

参加者のビジョンボード1 縦型A3サイズ
参加者のビジョンボード2 横型A2サイズ

「ビジョンボード」を毎日眺めることで、自分が描いた理想の状態が実現しやすい状態になる。


ビジョンボードをつくると、なぜビジョンが実現しやすい状態になる?

ビジョンボードをつくると、現実にその状態を引き寄せてしまう理由がある。

その一つは、「カラーバス効果」。
例えば、「ラッキーカラーは赤です」と言われると、急に赤色のものが目に付くようになる。つまり、”意識する”と、ビジョンの実現に関係する情報やチャンスをキャッチしやすい状態になる。

二つ目は、「プラシーボ効果」のような効果。
プラシーボ効果は、通常お薬の薬効を調べる試験のときに使われる用語だ。例えば、本当はただのラムネでも、酔い止め薬だと思い込んで食べると、酔いが止まってしまうことがある。つまり、薬としての効果はないのに、お薬が効くと思い込めば、体に変化が現れる。ビジョンボードをつくることで、すでにビジョンが実現しているイメージが目の前にあると、脳が「実現している」と錯覚し、その状態に合うように行動するようになるのだ。

三つ目は、作った後にビジョンを思い出させてくれる効果。
ビジョンボードを毎日眺めていると、作った当時の心の躍動がよみがえり、モチベーションが高く保たれて、日々ビジョンにつながる行動ができるようになる。また、参加者とビジョンを語れば「言ったからには本当に実現させたい」という想いが自然と強くなるだろう。

このように、ビジョンボードをつくれば、ビジョンが実現しやすい状態になってしまうのだ。

スイーツとコーヒーでまったりスタート♪
シールもたくさんある


ビジョンボードはどうやって作る?本当に描けるのか?

私が調べた限りだけど、ビジョンボードの作り方は大きく分けて2種類ある。言語化とビジュアル化の順番が異なる。

1.ビジョンの言語化→ビジュアル化
2.ビジュアル化→言語化

1は、一般的なビジョンボードの制作方法。
はじめに夢や願いを言語化し、それに合ったイメージの写真を選んでボードに貼りつける。例えば、「空気がきれいで緑あふれる山の中で在宅勤務ができるようになりたい。」という願いを言葉にした後に、そのイメージに合う写真を見つける、という順番だ。

参加者のビジョンボード3 縦型A3サイズ


2は、私のワークショップで使っている手法。
「あなたのビジョン・理想・夢・願いは何ですか?」と言われると、言葉に詰まる人が大半なのではないかと思う。

私自身、数年前は、自分の理想や好きなことがわからなかったし、目標を立てる習慣もなかった。言葉は意識して初めて言葉として発することができるため、分からないことを言葉にすることはとても難しい。

でも、先にビジュアル化する方法なら、言葉にならないビジョンを表現することができる。写真やイラストなら、目で見て、心で感じることができるからだ。写真を選ぶときに論理や説明は必要ない。「雑誌のページをめくっていたら思わず手が止まった。」、「ある景色に目がくぎ付けになった」など、理由は分からないけど「なんだか気になる」ことが見つかる。その後、集まった写真を見ながら、「どうしてこの写真が気になったのか?」を言語化していく。

心が動く写真を探し中
写真を切り抜いて、ボードに配置していく
黙々とチョキチョキ


語ることで得られること

静かに写真を集めているとき、心の動きに意識を向けて手を動かしている。
写真を配置しているとき、「どれが特に好きか」、「どう配置すればバランスが良いか」と、心(感情、感性)と頭(思考)を働かせている。約二時間自分の内面と向き合って、あれこれ考えている状態だ。
そのため、ビジョンボードが完成したときにはすでに自分のビジョンについてある程度言葉で表現できる状態になっている。

ビジョンボードを制作後には、ビジョンボードを同じグループの人に見せながら、「どんなことを考えながら作ったのか」、「この写真は自分にとってどんな意味があるのか」について語る。黙々と作業したに話した後のお話の時間は、話したくてうずうずしている状態の人もいて話は盛り上がる。

聴いている人は、「それ、いいね~」と共感したり、「この写真は何で選んだの?」と深ぼって質問したり、気づいたことを伝えたりする。

このビジョンを分かち合う時間は、とても豊かだ。
お互いの心から願っていることを分かち合って、共感し合うと、安心と信頼が生まれているような感じがして、なんだか心が満たされている。
初対面の方同士でも、昔からの知り合いだったかのように仲良くなることもある。

参加者のビジョンボード4 横型A3サイズ


ビジュアル化したその後

ビジョンボードは、毎日眺めることでそのパワーを発揮する。
だから参加された方全員に「ビジョンボードを目に入るところにぜひ飾ってほしい」とお願いしている。

飾った場所は自分の部屋、ダイニング、リビング、玄関など様々だ。私は自分の部屋に飾っている。「ビジョンボードを作成して1か月半後、ビジョンボードがどんな存在になっている」か声が届いたので紹介する。

  • 「これをやるんだよ」とそっと寄り添ってくれている

  • やりたかったことを忘れないでいることができる

  • ビジョンを確認できる

  • 自分をつくった物に勇気をもらえる感じがある

  • 私があこがれている写真の人ならどんなことを感じて、考えているのかシミュレーションした

  • 家族の目に触れるダイニングに飾っている。伝わっているはず

  • 描いたあり方を実践して、ビジョンの実現に関係する人とつながれてうれしかった

  • できる範囲内で小さく叶っている


参加者のビジョンボード5 縦型A3サイズ
参加者のビジョンボード6 縦型A3サイズ


私が心から願うこと


私の心から実現したいこと

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誰もが自分らしさを体現して、心が躍動する未来を共に創り合う世界
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このワークショップに参加した人が、心から願うことをお互いに知って、共感して信頼できる関係になる。そして、共鳴する仲間を見つけて、一緒に活動してしまうようなつながりが広がっていってほしい。


参加してくれたみんな

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