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Zohoの実力 〜LowCode編〜

はじめに

Zohoという存在を知りながら、これまで使う機会も、使ったことがあるという話も聞いた事がなかったんですが、べらぼーにコスパが良いという事だけ聞いていたので、どんなもんかとトライアルしてみた話をnoteに書こうと思います。
最近LowCode/NoCoceが気になるマンなので、Zoho Creatorでやってみます!検討中の方の参考になればと思います。

今回やったこと

あまりにも簡単過ぎるものを作っても意味ないなと思ったので、少し頑張りました。(結果大したもんはできてないですが、おおよそZoho Creatorでできる事は掴めました)
あくまで仮想ですが、人事評価システムをイメージしてZoho Creatorでアプリを作りました。

(仮想)人事評価システムの業務フロー

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念の為ざっと説明
▶︎今期の目標入力
 今期ここまで頑張るぜって目標を入力。

▶︎被評価者の目標に合意
 上長なので被評価者の目標に合意してください。

▶︎上長と定期的1on1
 目標に向かって業務をするわけですが、一人で出来たら苦労しないので、上長は定期的に1on1をやってフォローをします。

▶︎目標に向け日々業務頑張る

▶︎ピアレビュー依頼
 同僚(ピア)へレビューを依頼します。

▶︎ピアレビュー入力
 被評価者の今期の仕事っぷりをレビューします。

▶︎今期の実績入力
 目標に対しての実績を入力します。

▶︎上長へ確認申請
 申請する。

▶︎今期の評価入力
 本人の目標・実績・ピアレビューの内容を加味して評価を入力します。

という感じをイメージして作ってみました。

作った機能たち

結果的に細かな機能は色々実装したんですが、あげるとわかりにくくなるので、主要な機能だけ挙げます(めっちゃ少なかったw)

・各種入力機能
 (目標、実績、1on1実績、ピアレビュー依頼/回答、上長評価)
・ワークフロー機能
 (実績入力完了後、上長への評価依頼)

Zoho Creatorでやってみた

▶︎入力画面を作る。(下は目標を入力する画面)

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作り方は簡単でフォーム作成画面で作りたい項目をドラッグ&ドロップするだけです!(この辺はkintoneと同じ感じ)

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他の画面も基本同じで、ドラッグ&ドロップで画面を作ります。
で、それ以外にこの目標入力画面には
・フォーム読み込み時に項目を自動で入力する
・フォーム読み込み時に項目を入力不可にする
・Submit後、別のフォームのレコードを追加する
というアクション(Zoho上ではこれもワークフローと言っている)を入れてたりします。

▶︎ワークフローを作る(日本でいうところのワークフローではない)
作成画面があって、マウス操作で作成可能です。

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例えば通知を設定するには、「メール送信」をクリックし

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宛先、本文などを入力するだけで完了です。

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データへのアクセスを選択した場合、追加/更新/削除から選択し

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どういう値で追加するかなどが設定可能です。

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あとはスクリプトを実行する事もできます。
下のはフォームの[Hyokasha]項目へログインユーザーのManagerをSetするスクリプトです。

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スクリプトではPOSTとかもできるので、どっかのサービスにデータを投げたりも可能です。
(例えば、共有ドライブの作成申請を登録したらGSuiteへPOSTしてドライブ作成まで自動化するとか、Slackへ通知するとか)

フォームの操作以外にも、スケジュールをトリガーとしてスクリプト実行も可能です。

もっと言えば、ZohoはいわゆるiPaaSとかETLみたなサービスもある(Zoho Flow)のでかなり自由度高く簡単にデータ連携が可能です。

▶︎(日本でいうところの)ワークフローを作る
これもマウス操作で設定が可能です。

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承認者の設定、承認後、差し戻し後に特定の処理(アクション)を追加することも可能です。

これらを駆使して(仮想)人事評価アプリを作りました。
(全体載せてたら長くなるので割愛!気になる人は連絡ください。twitter:kanametunes)

感想

機能的には、UIの自由度が少し低いPowerAppsかな?という印象でしたが、各種セキュリティ認証(SOC2,PCI,GDPR)を取得してるのと、価格を考えると選択肢としては十分ありかなと感じました。
(承認ワークフローがもう少し柔軟にできるようになってほしい)

まわりにZoho使ってる人少なそうなのと、実際便利に使えそうなサービスなので、もう少し学んでいきたいと思います!


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