OSO18という凶悪?なクマ

今日は「OSO18という凶悪?なクマ」というテーマの文章を書きたいと思います。

北海道に生息するヒグマ。
そんなヒグマのなかで世間を賑わせていたのがOSO18というヒグマです。

2019年頃から酪農家が飼ってる乳牛がこのヒグマによって何十頭をも殺されたと言われてます。まさに、連続殺人鬼ですね。

で、このOSO18を駆除する為に、多くの人達が動いたわけですね。

実は、もう既にこのOSO18は人の手によって殺されてて、殺されたたこのクマは多くの飲食店で食べられてます。

このOSO18はNHKドキュメンタリーでも取り上げられてるし、最近、ノンフィクションジャンルとして本も出版されてます。「OSO18を追え」というタイトルです。

まだ途中までしか読めてませんが、個人的にかなりおもしろい本です。

ヒグマというのは、普段は植物の葉っぱや小さな虫などを食べてるそうで、「家畜」などはほとんど食べないそう。

しかし、このOSO18は家畜の乳牛をたくさん殺し、食べていた。

なぜ?

プロの猟銃師や行政、NHK取材班が力を合わせて、この得体の知れない巨大なクマOSO18を追いかけます。そして、その追いかける過程がすごく面白い。

凶悪で獰猛な獲物を人間が知恵を出し合って退治するという、どこか漫画やアニメの世界でありそうな設定です。

しかし、ヒグマも必死で「生きるため」に食べ物を探し、その過程で乳牛を殺してるわけで、簡単に100%ヒグマが悪いとは言い切れない部分もあります。

ですが、人間も生活があるし、もしかしたらこのOSO18が人間を襲ってくる可能性も否定できません。
実際にヒグマに襲われて亡くなってる人もいるわけで。

個人的に、人間がこの凶悪で獰猛な?ヒグマを追い詰めていくリアリティーが私はすごくワクワクするし、ハラハラするし、おもしろい。

猟銃の世界で生きてる人たちのプロ意識や命を落とすかもしれないリスクを背負って仕事に取り組む姿には尊敬するし、それを尊重して取材に取り組むNHK取材班にも広くこのニュースや情報を国民に知らせて欲しいという期待と希望を抱きました。

こんなフィクションのようなノンフィクションが私は好きだし、ヒグマの知識や生態が分かったからといって自分の人生になんのプラスにもならないかもしれませんが、知的好奇心がすごくくすぐられました。こんな刺激的な世界があるのか、と。

OSO18は私にとっては新たな世界を教えてくれた恐ろしくも、なかなか刺激的なヒグマでした。

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