海洋ゴミ×フードロスを考えるBBQ

沖永良部島にはステキな家族が居る。
その名も「うじじきれい団」。

うじじ浜という浜を中心に、沖永良部島に漂着しているゴミを何年も拾い続けている親子だ。
その活動が認められ、色んな所で講演したり、色んな賞も貰っている。

そんなうじじきれい団と、我々エラブネクストファーマーズが共同開催した企画が「海洋ゴミ×フードロスを考えるBBQ 」。

おそらく皆様も、環境問題について勉強したことはあると思う。
しかしどれだけ本を読んだり学者の話を聞いたとしても、それは本当の学びだと言えるだろうか？
実際に行動して肌で感じることによって深い学びを得られるんじゃないかと僕達は考えた。

開催場所はワンジョビーチ。
みんなでビーチクリーンをすると、短時間でも大量のゴミが集まった。
気持ちいい汗をかいたあとはみんなでバーベキュー。
食べられるのに箱が傷ついただけで売れなくなったものや、販売店から賞味期限間近のものを頂き、みんなであーだこーだ言いながら食べた。

そして壁にプロジェクターでスライドを映し、僕からはフードロスのお話、うじじきれい団からは海洋ゴミのお話をした。
子どもたちの話に感銘を受けた大人参加者は涙を流していた。
きっと実際にビーチクリーンをしたから、自分事としてスッと話が入ってきたのだと思う。

環境問題について色んな主張を持つのは素晴らしいこと。
しかし怪しい主張が横行する分野でもあり、ネット等の情報を鵜呑みにしたり他人に押し付けることはやめてほしい。

まずは気になることがあれば実際に行動して、専門家たちの話を聞いてみてほしい。
そうすれば自ずと心の中に自分なりの正解を導き出せるはずだから。