見出し画像

【3-1106】ガチャガチャする身体

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

今日も今日とて稽古。

ここ数日の私。にこにこしつつも、3枚目のように考え込む。

台本が少しずつ足されていくこともあって、まだ台本を持ちながらの稽古であることも理由の一つだが、どうにも身体がガチャガチャしている。いや、私は大体稽古の序盤は身体がガチャガチャするのだけれど。傍目から見ると、ガチャガチャというより愚鈍に見えるかもしれないが、内側では大変にたくさんの小さな衝突や研磨が起きている。

なぜガチャガチャするのかというと、台本のいわゆる文字面と、台本や演出から提示される表現したいものと、自分の台本に対する理解の度合いが、合致しないからだ。これは永遠に合致しないわけではなく、こうやってガチャガチャしているうちに、互いに削られてぴたっと合うようになる(合うようにする)のだけれど、このガチャガチャしている時間が、昔はとても苦手だった。要は、これはわからないと迷う時間だからだ。

でも、結局このガチャガチャをやらないことには、ぴったりも、しっくりも、つるんともこないということに遅ればせながら気がついた。今回もまた、文字におこすのには少し難易度が高い、でもこんな人もいるよなぁという人となりをどうにか形にしなくてはならない。

今はまだガチャガチャして、ガチャガチャさせて、どうにか糸口を見つけたいと思っている。誰よりも私がこの人に寄り添えるように。もうあと一か月だ。頑張ろう。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴