【3-1023】情報をまとう
遊気舎稽古。
初読みから二、三回返したところで、諸先輩方が身体にまとった情報の多さに驚く。声、言葉にのせるよりもはるかに多い情報。そして、演出から話された言葉が耳から入って、頭から身体に下りるまでのスピードが速い。
そういう速さは私にはまだないので、ただただ前のめりで見物していたのだけれど、そのタイミングで私も立つことになり、あたふたした。やはり、この時点で空白を埋めるほどの能動はないが、こういうお試しの機会を与えてもらえることがありがたいことだ。
試さなければ、自分の状況に目を向けて、事態を把握することは出来ない。自分をイメージすることと自分を目の当たりにすることには、雲泥の差がある。
ひとまず、今日は「情報をまとう身体」というものへの目を持てた。これもひとつ前進だ。本番までにいくつ前進出来るか、それを裏の目標として取り組もうと思う。
いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴