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【3-1022】橙色のきれいな季節

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

普段、あまり写真を撮らない私。最近の撮った写真を見ると、

途中、黒い子が挟まっているけれど、見事に橙色だった。ちなみにこの黒い子は、職場の最寄り駅の近くの住宅街を牛耳っている一団のうちの一匹。

さて、今、子供たちにこの色のことを言う時、橙色とは言わない。たいていの場合、オレンジ色と言う。橙色と言われてピンとこない子もいるだろう。でも、私が幼稚園の頃は、多くの場合「だいだいいろ」と言われていた、気がする。地域差もありそうだが。

オレンジ色と橙色は同じ色なのだそうで、

ここからは、色の違いではなく、音色の違いの話になるのだけれど、秋の風景の色は、私には「橙色」と言うほうがしっくりくる。なぜなのか、と考えてみたのだけれど、「だいだい」と同じ音を重ねるから、のような気がする。響きがおだやかな波のようだ。そのおだやかさが、夏と冬の間に腰を下ろす秋によく似合っている。

最近暗くなるのが早くなって、空が橙色な時間があっという間だ。その分、橙の色が刻一刻と変化していくのを見るのも楽しいが、こんなふうにあっという間に秋は終わって冬になるのだろうなと思うと少し焦る。

本当に時間の流れが早い。もう少しだけ、この橙を愛でていたいものだが。




いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴