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ムキフグがご馳走になる話。
フグというと、高級、料亭、高価と言うイメージが先行しますよね。
特に、料理屋で食べる食材としての位置付けが一般的で、家庭の食卓にフグが並ぶていうのは、あまりイメージできないと感じます。
最近は、Amazon、楽天など、お取り寄せが一般的になりましたから、そうでもないかもしれませんが、それらはフグ刺身、フグチリのセットなどが大半です。
1.サバフグのムキミ
高級フグの代表といえば、もちろんトラフグ。
ですが、当地秋田県男鹿沖では、サバフグが多く定置網にかかります。
それを剥き身にして冷凍したのが、こちら。
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ふぐ刺しのようにしても、はっきり言って私の舌にはトラフグと変わらない旨味を感じます。
ですが、この年末は、こんな感じで。
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2.フグのちり鍋
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ものすごい、濃い出汁が出ます。
そして、ちり鍋といったら、ポン酢でいただきます。
もうちょい、なんか薬味を準備すればよかったです。
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とにかく、ちり鍋と言いながら、フグから出る出汁、スープの味の濃さがすごいです。
これ、他の魚ではありえませんね。
透明なスープが黄色に変わっていきます。
3.そしてこれが極めつけ「フグ雑炊」
鍋のスープをもとに、小鍋で雑炊です。
溶き卵とあさつきを放し。
たっぷりのちり鍋の煮汁で、雑炊を3回楽しみました。
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こんなに庶民の味としてフグを楽しめるなんて幸せなことです。
たまに、市場やスーパーでも、「むきフグ」は見かけます。
でも、まあ、トラフグほど天文的ではないにしろ、お安い魚ではないですから、月に何度もというわけにもいきませんね。
私がいる会社では、夏場は定置網をやっていますので、水揚げされた魚の中では身近なサバフグです。
ですが、フグはフグ。ちゃんと免許ある者がさばきます。
次のシーズンは、これをふるまえる飲食店とタイアップしてみようかと考えております。
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