![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76007930/rectangle_large_type_2_12c1ccfcba7ac1dedb763c79a1e1fe2f.jpg?width=1200)
離乳食には絹豆腐を(愛情を添えて)
ベビーフードに一切の偏見はないし、母(父)の負担を減らすためにうまく活用していくのは素晴らしいことだと思う。
ただ、決めてしまった。
私は決めてしまったのだ。
初めてその食材を口にする時だけは、必ず手作りの物を与えようと。
これはいわゆる「A型気質」というやつであろうか。変なところにだけ細かくて、神経質で、「そこは気にしないの?気にすべきでは?」って部分で圧倒的に怠惰だったりする。
そんでもって、一旦決めてしまったことはやり抜かないと気が済まないので、とても厄介。
生後6ヶ月の次男はつい最近保育園に入園。
膨大な数の「自宅で食べておくべき食品リスト」が配られた。
それぞれの食品を自宅で2回我が子に与えて、問題がなければチェックリストにチェックを入れて、その後保育園でも提供してくれるというもの。
入園式後のオリエンテーションで、栄養士の先生が「ベビーフードを与えた場合、複数の食品が同時に入っていたりもするので、その場合はその食品すべてにチェックを入れて大丈夫ですよ。」と言っていた。
いいね、いいね、そのしくみ。
いや待て。
でも私は決めてしまった。
決めてしまったのだ。
初めてその食材を口にする時だけは、必ず手作りの物を与えようと。
そんなこんなで、はじめはルンルンとにんじんをすり潰したり、小松菜をすり潰したり、楽しんでやっていたが
「あーーーー今日だめ。面倒。」という感情が猛威をふるう日がやってきた。
しかも結構はやめに。(離乳食開始9日後)
冷蔵庫の前で「あーーーー」と声を出していると
彼と目が合った。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76007713/picture_pc_29ed4c1bfab035707e1ec7a87c584e58.jpg?width=1200)
そう彼と目が合ってしまったのだ。
「絹豆腐」様と。
おそるおそるお皿に出してスプーンで触れてみると、みるみるうちにペースト上に
「このまんまで、いけるやん。」
「すり潰したり、手間をかけなくていいやん。」
とのことですぐさま次男に与えてみると
今まで離乳食を食べている時には見たこともないような表情と動きで喜びを表現していた。
きゃっきゃきゃっきゃと笑顔をふりまき、身体を反らして、全身で「おいしいでしゅー」と言っていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76008268/picture_pc_39a0298b614f5d21ca952b9277f2f11b.jpg?width=1200)
手を痛めて食品をすり潰したから、完食してくれるわけではない。
どんな食材でも火を通して...とセオリー通りに調理をしたから、喜んでくれるわけでもない。
そんなことを痛感した。
全国のお母さんお父さん
離乳食作りが面倒な時は
絹豆腐!
(愛情は忘れずに添えておこう)
これに限ります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?