ミライの授業

ミライの授業

今週GWに読んだ本「ミライの授業」。14歳に向けた本ですが、ひとつのビジネス書としても多くの気づきを与えてくれた本でした。

・21世紀になって起きたもっとも大きな変化は、「世界」がひとつになったことだ。
・多くの仕事が「誰がやっても同じ」になってきた。→「安い人が選ばれる時代」→ロボット
・未来には、ひとつだけいいところがある。それは「未来はつくることができる」という点だ。

・人間を惑わす4つの思い込み
1.人間の思い込み(種族のイドラ):人間のからだや脳のしくみからくること。
2.個人の思い込み(洞窟のイドラ):自分の考えはすべて正しいと勘違いしてしまうこと
3.言葉の思い込み(市場のイドラ):まわりの評判やうわさ話をうのみにすること
4.権威の思い込み(劇場のイドラ):偉い人や有名な人のいうことを信じてしまうこと

・未来をつくる法則
1.世界を変える旅は「違和感」からはじまる。
2.冒険には「地図」が必要だ
3.一行の「ルール」が世界を変える
4.すべての冒険には「影の主役」がいる
5.ミライは「逆風」の向こうにある

・愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
・小さな違和感こそが、未来につながる冒険の扉
・「人」を疑うのではなく、「コト」を疑う。
・どんな権力者でも反論できない客観的な事実をつきつけた(ナイチンゲール)
・まったく新しいかだに取り組むとき、考えても考えても答えが見つからないとき、そんなときには、目の前にある「事実」を拾う。

・地図とは「仮説」
・冒険とは、「自分だけの仮説を証明する旅」
・仮説とは「空白地帯」に立てることが大切
・そして「仮説」は時代や状況の変化に応じて柔軟に修正していく

・自分が絶対に守りたいルールは何か?そのルールを形にするにはどんな手段があるのか?それを考える。

・どんな強い勇者でも、ひとりで冒険に出ることはありません。戦士、魔法使い、僧侶といった個性豊かな仲間たちと「パーティー」を組んで世界を救う旅にでます。
・仲間たちとパーティーを組むときには。それぞれの個性をうまく組み合わせる必要がある。
・「自分の個性を知ること」
・みなさんが世界を変える冒険に出るときも、敵は前方にいるとは限りません。ときには後ろから矢が飛んでくることもある。

・いつになったら大人たちはみなさんを「一人前」だと認めるのでしょうか?→「世代交代」だけが世の中を変える
・古い世代の人たちに世界を変える力はない。世界を変えるのは、いつも「新人」なのだ。
・みなさんが若者であること、そして新人であることは、大きな武器です。一方、新人としてのみなさんには大きな弱点があります。それは「経験」の不足です。
・みなさんが世界を変えようとするとき、自分の夢をかなえようとするとき、周囲の大人たちが応援してくれると思ったら大間違いです。大人たちが応援するのは、自分の地位を脅かさない若者だけ。つまり「世界を変えない若者」だけ。
・逆風が吹き荒れても、周囲の大人たちがこぞって反対しても、怒られ、笑われ、バカにされても、そこでくじけてはいけません。あなただけの「ミライ」は、逆風の向こうに待っているのです。

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