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アクション/リアクション

テストを50点の人が70点を取るのと、90点の人が70点を取るのでは同じ20点でも後者の方が簡単だ。

それはアクション・リアクションでも同じようなことが適用できる。
*ここで述べるアクション・リアクションとは人と人とのコミュニケーションにおいて話しかけること、それに反応することを主な意味としている。

例えば、演劇では普段から大きな声で喋ってる人は稽古で小さな声を求められてもすぐ対応できる。

逆に小さな声で喋ってる人は大きな声を求められても対応できないことが多い。

勿論、対応できる人がいないという訳ではないが、その人は大抵なんらかのトレーニングやらスポーツやらをやっており、大きな声を出すという経験がある人が多い。リアクションも似たようなところがある。

つまり、アクションやリアクションは大きくする訓練をしなければ自分が思っている以上に声を出せないことに気づくことすらできない。

特に現代日本のような人と人の間が近すぎる密閉空間では大きな声を出す機会はほとんどない。
私はそれを決して無視してはいけない問題だと考える。




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