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サンクスギビングデーの過ごし方

日本にいたときは、「アメリカは日本より休みが多い」と思っていましたが、そんなことはなく、アメリカは日本より祝日が少ないのです。そんなアメリカの貴重な長いお休みが、サンクスギビングデーに始まる4連休です。

伝統料理はターキーだけど

サンクスギビングデーといえばアメリカ開拓時の苦難の時代を思い出して、ということで、アメリカ版粗食?といえる、ターキー(七面鳥)にグレービーソース、子どもたちが大好きなマック&チーズことマカロニ&チーズ、それにマッシュポテトとパンプキンパイが伝統的な料理です。

ターキーは何度かトライしましたが、なかなか好きになれない味なので我が家はチキンの丸焼きに変更。そのうちチキンの中に炊き込みご飯いれて焼いて自分好みに仕上げるようになりました。

うちの子供たちが通ったキンダー(幼稚園)やエレメンタリースクール(小学校)ではサンクスギビングデーの頃になると、クラスでその歴史について書かれた本を読んだり、ちょっとしたパーティーもしてくれたりしました。

キンダーのときのイベント

お祝いは家族のような友達家族と

サンクスギビングデーは親戚や家族一同で祝うのが一般的なのですが、我が家の場合はアメリカに親戚がいないので、長いアメリカ生活で家族同然につきあってきた友人家族を招待してお祝いするのが毎年の恒例行事です。

いつもとは違い気合をいれたメニューを作り、ポットラック(持ち寄り)スタイル。ここぞとばかりに大容量のシャンパンを開けたり、シーズンが重なるボジョレー・ヌーヴォーを飲んだりして楽しみます。

以前は子どもたち用の食べ物を作り、子どもたちと大人の席もわけていましたが、ここ数年は子どもたちが大きくなって、大人と一緒にテーブルを囲んでおしゃべりしながらお食事するようになりました。

また高校生になり、車の免許もとった子どもたち、お酒を飲んで運転できない親の代わりに運転してくれたりして、子どもたちの成長ぶりとともに時の流れを感じます。

ジンジャーブレッドハウス作ってみた

子どもたちも今年は大学生、高校生、中学生になりました。男の子たちはつきも身長もパパたちより大きくなり、女の子はお化粧したりと、すっかり大人っぽくなってしまいましたが、それでもみんないい子達ばかりで、大人と一緒になってワイワイがやがや。写真撮影を頼むと上手にiPhoneを操作して、さくっとセルフィーを撮ってくれます。

長女が「みんなでやりたいから」とジンジャーブレッドハウスを買おうと提案してくれたのですが、「そんな子どもじみたものをするわけがない」と思いつつも、購入してみました。ところが意外や意外、子どもたち、大盛りあがり。「こんな年になっても、夢中になってやるものなのねー」と母たちもびっくり! 完成したジンジャーブレッドハウスは箱に出ている写真とはなんだか全然違う(笑)。

童心?に帰る子供たち


「誰一人として作り方をみて作らないし」とつぶやいた友達の言葉に思わず、「アメリカ人だよねえ」と話すことでした。




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