タートルネックのタートルが無理問題
これが…人間の…ここ…ろ…?
みたいな感じで、「不安」という感覚を得た私。
不安は嫌です!と思った。(当たり前)
不安って感情は、すごい吸引力がある。
生活のいろんなところにトリガーがある気がしてきてしまう。
トリガーの一つになりうるもの、それは服だ。
某所で倒れた時、タートルネックのセーターを着ていたことが少しだけトラウマになっていた。
そこのスタッフさんたちに首周りあけて!と、タートルネックのタートルなところをやたらグイグイ下げられていたのを思い出す。
締め付けを少しでも減らすため、熱を下げるため、そして汗をかいているのを緩和するため。
だけどなってこった...。
私は、冬はタートルネックやハイネックの愛用者だったのだ。
クローゼットには首周りを守りがちな服ばかり並んでいる。
絶望。
ついでに言うと、連動してセーターも怖くなっていた。
(タートルとかセーターが"怖い"って感情、初めて)
急に熱くなってしまったらどうしよう?という不安。
そして毛のちくちくがなんらかを誘発しそうな気がして。(そもそも肌も敏感である)
クローゼットを見渡して絶望しつつも、どうにか探し出して、唯一存在した「首周りのあいたスウェット」を発見して着た。
ふぅ、セーフ。
そこで気づいた。
あれ、私、この調子では着る服がないのでは?
締め付けない服ってどんなんだろう?
ブラジャーとか無理なのでは?
ミニマリストというほどではないが、私はこのコロナ禍でかなり服を整理してしまっていた。
その上、気に入ったスタイルのものを複数持つというジョブズスタイルを貫いていた。
そうなってくると、着ていた服は基本的に冬は「タートルネックのニット」になるので、全部着れない。
ジョブズスタイルにも穴があったとは…。
ボトムはどうだろう。
細身のパンツは苦しい気がした。
ゆるめのジーパンが唯一の救い。ただウエストはジャストサイズなので、ボタンをはずして履くことにした。
もうなりふり構っていられないですね。。
(今もなお、ボタンは外してこのnoteを書いています)
ワンピースならいけるかもしれない!と意気揚々と着てみるものの。
締め付けは確かになくて良いが、「重い」というのがネックになることに気づいた。
ワンピースって思ったより重いんだね、引っ張られるわ。。。
一度気になるといろいろ気になってくるもので。
ベスト着ると肩が重い気がするとか、靴下はゆるゆるなのじゃないと無理とか…。
一番困ったのが下着類だ。
下着って基本、ジャストサイズじゃないですか?
ワイヤー入りブラジャーはもう絶対無理だし、スポーツブラもゴムの締め付けがだめ。
いわゆるブラトップならどうかと思ったけどブラトップもゴムで胸を支えるようになってるんですよね…これは苦しい。
結果、冬なので多少バレないだろう、ということでノーブラで過ごすことにした。
奔放で他者の目を気にしない、欧米系女性の気持ちで過ごしています。
ショーツもジャストフィットで股への食い込みが気になるんですよね。
慌ててトランクスやふんどしを調べたりした。(急に)
さすがにノーパンはね、ということで仕方なく普通のショーツを履いているけどいまだに納得していない。
そんなふうに、着れるものがすごーく制限されてしまい、困った。
車の運転が少しできるようになってすぐに知人のお店に行き、ノールックでスウェットを1枚買い足した。
(いや、ノールックは言い過ぎでした、10秒くらいは見ました)
もう私は、綿素材のスウェットしか着れないのかもしれない。
しばらくは打ち合わせなども減らしたので、2枚のスウェットとパジャマで過ごす日々。
少しずつ元気になってきたところで、ゴムの入っていないパッド入りインナーなどを購入したりなどして、少しずつ自分に心地よい服を増やそうとしている。
まだまだ道は長いなあ…。
ちなみに。
ふんどしはまだ買ってない。(まだ?
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