じっくり買い物するのに向いている日や時間帯
お店をやっていると、「ゴールデンウィークって忙しいでしょ」と、よく人に言われるけれど、実は正直なところ、そんなに忙しくない。
冷静に考えれば誰でもわかることだけれど、大型連休は旅行なり帰省なり普段はいけない場所に出かけがちだから、いつでもいけるお店にはあえて行かない。
天気が良ければなおさら、みんなお出かけしてしまうのだ。
今日は来店日や来店時間に対しての、客数や売り上げのバランスについて考えてみた。
うちだけでなく、物販店は基本的には土日の集客が多いと思うが、客数と売り上げ金額は単純に比例するわけではない。
土日は複数人(カップルや友達同士など)でふらっと遊びに来る感覚のお客様も多いから、購買率が低い。
「遊びに来る」「暇つぶし」「ちょっと寄ってみた」みたいな感覚の人も多いから、商品を見ずにずっとおしゃべりしている人も多い。
もちろん、全体的な客数は平日より増えるので、売り上げ自体は土日が良い。土日は客数は多いが客単価が低くなる傾向だ。
逆に平日は、土日に比べると一人で来店されるお客様が多く、「買い物がしたい」という目的がある方が比較的多い。
客数も少ないためじっくりお話しして、気に入ったものをゆっくり探してもらえるから購買に繋がりやすく多分満足度も高くなる気がする。
面白いのは「雨の日」で、雨だから客足が遠のいて客数が減るのは仕方ないのだけれど、「雨なのに来てくれる」というのはやはりそれでも来たい理由があり、目的が一番はっきりしている。
お客様は少なくても、雨の日の購買率は1番高いのではないかと思う。
雪の日なども同じく。
また、時間帯でも来客数などには大きな変化がある。
長月では基本的に、平日も土日も13時頃〜15時頃が一番来客が多い。
お昼ご飯を食べて一息ついて出かける・・・というパターンかなと思う。
午前中もそれなりに来客はあるが、1日の初めだから次の予定もあり、「ふらっと見に来た」感じの方が多い気がする。
多分、午前中に来て服などの高単価なものを試着などしてじっくり選ぶ人は、常連さんなど以外では少ないだろう。
逆に15時以降の午後は、比較的緩やかな来客になるが、時間をかけてじっくり買い物される方の確率が高くなる。
家に帰るまでの間、夕食くらいの用事しかないから、、、、気持ち的に落ち着いているのかもしれない。
と、そんなふうに来客数と売り上げは日によって、時間帯によってバランスが違うのが面白い。
ゆっくり買い物がしたいお客様に言えることは、
「平日の15時〜18時頃までが一番落ち着いて見れるよ」
「土日の昼過ぎは人が多いから避けたほうがいいよ」
という感じだ。
常連さんなど、よくわかっているお客様はこの時間帯を狙って来られる方も多い。
すごいなあと思うと同時に、こちらも丁寧に対応できるからありがたい。
お買い物に来られる際は、ぜひ参考にしてみてほしい。
(あと、ついでに言うと私のゴールデンウィークっていつなんだろ。たまには連休欲しい。コージーさん・・・・)
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