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建築条件付き土地とその注意点とは?

本当にほしい家が見つからない?

実は5年前から榎本を知っていただいているお客様。
こだわりのあるカップル(良い意味で)だというのは会って10分で気付きました。
5年前は一度お会いしてお家のあれこれをお話しした後、一旦日本を離れていたので、今回久しぶりにご連絡をいただきました。

先月から中古マンションから始まり、中古戸建、新築戸建を見て回りましたが、どれもしっくりきていないご様子でした。

また、新築で気になっている物件があったのですが、価格の割にはデザインが好きにはなれないということと海外生活が長いお二人なので、どうしても日本の典型的な建売住宅は好みではない…という結論に至りました。

そこで色々調べられたのか「建築条件付き土地」は自分たちにはどうか?土地とセットで購入することができて、住宅の自由度もあるのでは?ということだったので、1つずつ解説することにしました。

建築条件付き土地とは?

弊社でも取り扱わないという訳ではないのですが、あまり積極的にはオススメしていない理由がいくつかあることをお伝えしました。

やはりまずは「自由度がありそうでない」ということ。
今回のお客さまは確実に建築条件付き土地の契約は向いていないので、その理由を説明しました。

主には下記のような内容から。
・間取り変更や窓を増やしたり、大きなプラン変更はできない可能性がある
・スケジュールがなかなかタイトになる可能性がある(3ヶ月以内)
・施工会社は変えられない(売主の指定になる)
・注文住宅のようなクオリティにはならない可能性がある
・建築費用が当初より上がる場合がほとんど(弊社のお客様の場合)

後はもし施工会社が気に入らないとなっても相見積もりを取ることができず、土地から建てるよりいろんな制限がある場合がほとんどです。

今回は気に入っている施工会社もあるようですので、建築条件付き土地ではなく、かたちの良い土地を探して、土地購入と同時に建物プランも立てながら、進めるのが良いのでは?というアドバイスをしました。

もし、建築条件付き土地の立地や土地形状が気に入ってどうしても買いたいという場合は数百万円払えば建築条件付きの条件を外してもらえる可能性もありますので、交渉してみても良いと思います。

吉祥寺、下北沢で良さそうな土地情報をお持ちでしたら、ぜひ教えてください。

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