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物件探しは、良いパートナー選びから

こんにちは。不動産屋のえのかなです。

今回は家探しのときは誰に相談すればいいの?というテーマでお話したいと思います。

まず、前回のnoteでお話したように、希望する条件が決まったら、不動産会社に相談するのが一般的な流れです。

多くの方はSuumo、at home、HOME'sなどから良さそうな物件を見つけ、問い合わせをして内見に進み、そこから定期的に物件情報を受け取るというステップを踏んでいるかと思います。

この方法の場合、物件ごとに担当する不動産会社が異なるため、各社に問い合わせをし、内見の段取りを個別に進める必要があります。しかし、この時点で「信頼できかつ誠実に対応してくれる不動産会社」と出会えると、内見したい物件を伝えるだけで、その不動産会社が内見の手配を一括して行ってくれるため、効率よく物件の内見が進められます。

ここで重要なのが、「誠実に本当のことを言ってくれるかどうか」です。中には、ポータルサイトに掲載している物件を、その不動産会社でしか購入できないケースもあります。理由としては、手数料を売主・買主の両方から受け取りたい、あるいは情報を独占したいなどが考えられます。

このような状況で本当のことを言うと、お客様を失ってしまうのではないかという思いから、「すでに成約済みです」と偽って伝える担当者も少なくありません。こうなると、せっかく気に入った物件が(本当はまだあるのに)購入できなくなってしまうので、正直に話してくれる担当者を見つけることが非常に大切です。

異性とお付き合いするときと同じで、「人となり」は非常に重要だと思います。そして、それは話しているうちに自然と感じられるものです。

たとえば、会話に違和感を覚えたり、話がかみ合わないと感じたり。

営業担当者であれば、質問に対する答えが少しずれていたり、根拠もなく「今が買い時です!」「物件がなくなってしまいますよ!」といったセールストークをしてきたりするかもしれません。

そうした場合は、自分が心地よく物件紹介を受けられる担当者を探せばよいのです。

弊社のように、「人で選んでほしい」と願う不動産会社も存在しますので、各社の強みや特徴を見比べながら、「この不動産会社と一緒に家探しをしたい」と思える会社に出会っていただければと思います。

不動産会社選びは、単に物件を紹介してもらうだけでなく、住宅ローンの選定という重要な業務も含まれます。住宅ローンは最長で35年付き合っていくものですので、金利だけでなく、保障やその他の特徴を理解している不動産会社から提案を受けることが賢明です。

良い物件探しのスタートは、良いパートナー選びから始まります。

希望する条件で定期的に物件を紹介してくれるか、住宅ローンに詳しいか、誠実に本当のことを言ってくれるか。このあたりをしっかり見極めて会社を選びましょう。

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