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理想の相手を見つけるために

こんにちは。不動産屋のえのかなです。

今回は、物件の条件がある程度固まり、購入の意思が見えてきた段階で行う「内見」についてお話しします。

内見は、物件の条件がほぼ合致している段階で行うものです。次に重要なのは、実際に現地に行って物件をどう感じられるかです。

恋愛でも、友人から異性を紹介されて「そんな人なら会ってみようかな」と思う瞬間がありますよね。実際に会ってみたら「ちょっと違うな」と感じることもあれば、「すごく良い!」と感じることもありますよね。これは、実際に会ってみないと分からないものです。

不動産も全く同じです。

実際に物件を見に行き、最寄り駅からの距離や周辺の生活環境を確認することが大切です。室内では、まず第一印象が非常に重要です。ここに住みたいと感じるかどうかを確認し、そこから細かい設備や生活動線についてチェックしていきましょう。

また、仲介のプロにお願いする場合、お客様の目に見えない情報を事前に仕入れてくれる人を選ぶと安心です。

例えば、前面道路の権利関係は不動産価格に影響を与える重要なポイントです。私道の場合、その道路に持ち主がいて(共有の場合)連絡が取れる状況であり、かつ持分を持てる私道なら安心ですが、前面道路が私道でその権利を持っていないケースも少なくありません。権利を持たないことは「コントロールできないリスク」となりうるため、事前に備えておく必要があります。例えば、引き渡し前に私道の持ち主から通行や掘削の承諾書を取得することなどが考えられます。

不動産を所有する際には、さまざまなことが起こり得ます。購入時はもちろん、保有中や売却時にも想定されるリスクについて考慮してくれる仲介者に依頼し、見えないリスクを確認することが大切です。

内見時には、ご家族と一緒に物件を確認し、後で見返せるように写真や動画で記録しておくと良いでしょう。撮影する際には売主の仲介者から許可を得る必要があるので、事前に仲介者を通じて確認しておくと安心ですね。

マンションの内見の場合は、室内だけでなく、ゴミ出し場や駐輪場、駐車場、ゲストルーム、フィットネスルームなどの共有部分も確認してください。車を所有している方は、内見前に駐車場の空き状況とサイズを確認することも忘れずに。特に都心5区の駐車場はウェイティングリストに50人待ちという状況もありますので、特にハイルーフタイプは不足していることが多いです。

条件に合った物件が見つかったら、まずは内見を行い、現地で「ここに住みたい」と感じるかどうかをチェックすることが大切。

そのため、家探しの際には必須条件を内見前にしっかりと伝え、効率的かつワクワクするような物件探しを行っていただきたいと思います。

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