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私のセミナージプシー物語③「私ってセミナージプシー?」の巻


全6回シリーズでお送りしている私のセミナージプシー物語、本日3回目です。



★前回の記事はコチラ⇩



★セミナー通いだけで人生が終わってしまう?


さて、心のどこかでなんとなく「このまま理想の自分を追い求め続けても、理想の自分=オアシスにはたどり着かないんじゃないか」「というか、そもそもオアシス自体、本当に存在しているのか」と思い始めていた私。


「『いつかきっと、いつかきっと(変われる)』『理想の自分になれば幸せになれる』と思ってずっとやってきたけど、その『いつかきっと』は一体いつくるの?」

「もう30代。
ホントにその『いつか』は来るの?
いつまでセミナーに通えばいいの?
理想の自分がなるために、いつまで学べばいいの?」


「その『いつか』がくる保証なんかない。
だとしたら、40代、50代もずっとセミナーで学んでて、このまま人生終わっちゃうんじゃないの?」

という思いが、どことなく湧いてくるようになりました。



★今までのお金と時間がもったいない



でも、セミナージプシーになっていることをなんとなく自覚しつつも、それを認めたら今までの時間とお金がムダになってしまう。


ここでやめたら、今までかけたお金と時間がもったいない。


今までやってきた自分を否定することになってしまう。


ここでやめたら、何も残らない。

今までかけてきた、莫大なお金も膨大な時間もただのゴミと化してしまう。

今までやってきたことをすべて失ってしまう。


私は一体何のためにやってきたのか。

私は一体何のために生きてきたのか。


そう思うと、怖くてセミナージプシーになっている自分を直視できませんでした。

認められませんでした。



ただでさえ私は自分のことが大嫌いで、心許ないのに、セミナージプシーだと認めてしまったら、今までの私がガラガラと音を立てて崩れていってしまう。


後悔と自責の念に押しつぶされてしまう。



そして、すべてを失った後に残るのは、荒れ果てたゴーストタウンと隣には大嫌いな自分のみ。



そんなのは絶対イヤだ。

恐ろしい。



でも、何をやっても変われない。

どうしても変われない。


どうしたらいいんだろう。

誰か助けて。


私は、「変わりたい自分」と「どうしても変われない自分」、その両極の引っぱり合いで、身体と気持ちが引き裂かれるような痛みとやりきれなさを感じていました。



★痛みを回避するための「どうせ私は変われない」という信念


そして、その痛みを回避したくて、いつしか私は「どうせ私は変われない」「どんなにやっても私には無理なんだ」と心のどこかで思うようになりました。


次回、私のセミナージプシー物語④~自分に絶望する。セミナージプシーは黒歴史の巻~に続きます。



最後まで読んでくださって、ありがとうございました♡


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