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【第3回】出世する企業人のための正しい努力10選

こんにちは、かなきちです。

今回第3回、出世に関する正しい努力についてお話ししていきたいと思います。

会社のことどれだけ知っていますか。

毎日、通っている会社の事どれだけ知っていますか。

内側ばかりではなく、外にも目を向けていかなければなりませんが、会社のルールやマニュアル、先人たちが作ってくれた資料・効率化のためのツールや、データなど十分把握しているでしょうか。

マーケティングや、会計などのスキル、人によってはマネジメントスキルなどを身につけようと懸命に努力されている方もいるかもしれませんが、社内のルールを十分把握することが重要です。



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とにかく「社内文書を読む、把握する」

皆さんは、社内資料ちゃんと読んでいますか。社内の資料が宝の山に見えない内はまだまだです。

自己啓発として色んな本を読むのも大事なのですが、実は戦力としても管理職としても活躍するには社内ルールや、企業の中にたくさんある資料を1枚でも多く読む事が出世の近道です。

例えば、「就業規則」ちゃんと読んだことありますか。


就業規則テンプレ

マネジャーの立場になって、部下を管理するときに
「ウチの会社的に、この人の場合OKなんだっけ?ダメなんだっけ?どこに書いてあったっけ?弁護士さんに聞くしかないのかなあ…」
なんて時に、そもそもの規則がどうなっているか知っていなければ、従業員の管理は容易ではありません。

しかし、こういった一つ一つをしっかり理解まではいかなくとも、読んでおくだけでもあなたの引き出しはグッと広がり、それが経営陣や上司にも伝わります。

でも、どうやったらいいのかわかりません。

とはいえ、大きい会社であればあるほど社内のドキュメント。つまり、社内資料がたくさんあります。

逆に小さい企業ほど社内資料の蓄積は少ない傾向にあります。

作る方が少ないのですから、まあ当然と言えば当然なのですが。

もちろん、大企業ほど人が多いので、人事異動も多い。そして起こり得るであろうリスクに関する管理や取引量、関係者の規模や人数も多いのでそれらを効率的に、正しく、時にはコンプライアンスも考慮した上で企業内が少しでも効率的かつ間違いない様に運営しようと、色んなルールを作っているはずです。

いきなり、全てを網羅する必要もないですし、全て暗記する必要もありません。


要は色んな資料を見た経験で、十分勝負できるのです。
その資料がある場所だけを知っているだけでも十分戦えます。
でも、すぐに他者に頼ってしまうようではいけません。

知っているのも大事ですが、あるかどうかを把握することだけでも十分自分の自信となり、上司にも勉強熱心だと思われることができます。


社内の規定や文書、ルールを知る事によるメリット

メリット① 
実は、多くの人がよく知っていないので差別化できる。

マネジメントの立場についてから、社内のルールを勉強していっては遅いと思われる場合が多いです。
特に、企業秘密でも無いような文書は知ってて当たり前なのですが、その他大勢の方はざっくりしか掴んでいない事が多いので、あなたはその資料やルールを作った人並みに詳しくなりましょう。

メリット②
社内・社外ともに、説明・調整・論理展開が楽になる。

『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』というように、己をまず知らなければなりません。

経営陣や、営業先や関係者に、「自社ではこういう決まりがありまして・・・、ですのでこうしている」とエビデンスをいつでも用意できるくらいに知っていて話せる人は、正直頼りになりますし、強いです。

外部にも!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自社のルールも知らないと、舐められます。

そして、交渉の匙加減も根拠がわからなくなってしまいます。

社員として当たり前で、必要なスキルにもかかわらず、当たり前すぎて意外になおざりにしている人が多いのが実情です。

社内規定のプロフェッショナルになるくらいの気持ちで読み込みましょう。

メリット③
転職者でも経験が短い人でも有効。


「転職したばかりで、新しい会社の雰囲気が掴めない。何からやったらいいのかわからない・・・。ともかく、自分の強みを発揮しようと思うけど、どういった時に発揮できるんだ!?」なんて、思い悩んでいる方。

転職者は、自分の強みである点を活かせる機会を待っている反面、長く勤めている方よりアドバンテージを奪われているので、とにかくその会社のルールを徹底的に覚えることが、自分の強みを発揮できる機会を増やすことができる手段です。

なぜなら、最初の未経験やお客様的な立場から早く脱却するためには、自分の強みをさらに磨く前に、転職先のルールを自分の意見と絡めて押し出した方が説得力が増しますし、自分自身が自信を持って早く馴染むきっかけにもなるからです。

経験が短い、若手も同じです。


まとめ

出世するための努力を効果的に出すためには戦略が必要です。

自分の強みを見出そうとして、色んな本を読んだり、視野を広げることは必要ですが、そもそもの自社のルールや資料を十分読み込んで(理解・把握して)いるでしょうか。

実は、宝は自分の毎日通っている社内に埋もれていたりします。

やみくもに情報に踊らされることなく、足元をきっちり固めて、キャリアアップを目指していきましょう。

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