【推し】大好きなOURHOMEのEmiさんに会いに行った旅［OURHOME部の皆さんに会えた！編］
【願望】
「二つの願を一度に叶えんとすれば、わろし」
これは今年私が初詣で引いたおみくじの一文目である。ちなみに「吉」だった。でも、メインメッセージは「二兎追うものは一兎も得ずだぞ！」らしい。
そのメッセージを見て私が一番に思ったことは、「あ、私が西宮で二兎捕まえようとしてるの、バレてる。」だ。
一つ目の願いは、もちろん「Emiさんに会う事」
二つ目の願いは「OURHOME部の方々に会う事」
結論から言うと、私は二兎得て帰ってきた。
神様、なんか、ごめんなさい。
今回の旅を決めた時、Emiさんに会うというメインテーマのほかに、私はむくむくと他の願望も抱き始めた。
「Instagramで繋がってる、
同じOURHOME好きの皆さんに会いたい」
Instagramには、EmiさんやOURHOMEの事が好きで、購入した商品やコーデを投稿したり、情報をシェアしてくれている、通称「OURHOME部」の部員なる人たちがいる。
去年、私が積極的にそんな方々をフォローし、フォローしてもらったことから、お互いにコメントしたりnoteの感想を貰ったり、文面だけだけど、やり取りをしてきたみなさんが、実は全国にたくさんいる。
その中でも、西宮の実店舗によく訪れている、多分この方々は関西近郊にお住まいなのかなー、というメンバーが何人かいらっしゃる。
会いたいな。会ってみたい。
でも、急に声かけられても迷惑じゃないかな。
逆に、声かけられたら断りたくても、断りにくいんじゃないかな。DMされても困らないかな。
私の根底にある、人見知り警報の発令である。
そんな中、こちらの記事をアップした。
記事の中で、1月に西宮に行きます！と書いたら、すぐに関西在住のOURHOME部員、はるさんが「会いたいです！」メッセージをくれた。
ありがたかった。
多分はるさんが声をかけてくれなかったら、私はいつまでもモゴモゴしてたと思う。そして、はるさんに聞いて、あゆみさん、いとさん、さやさん、ふうさん、みどりさん、(50音順でご紹介)は、会えると思うよ～、と教えて頂き、勇気を出して全員にDMさせて頂いた。緊張した。
はるさんは、いつもOURHOMEコーデを投稿してくれている。なので、顔はわからなくても、当日首から下は当てられる自信があった。
当日は西宮らしいところでランチが食べたいと話したら、直後にシュババババーーーッと、ランチ候補店が解説と共に送られてきた。感動した。仕事が出来すぎる。しかも、押し付けがましさは一切なく、ただただ優しい。それがはるさんの印象だった。
DMでのやり取りは、顔もわからなくて文章だけなのに、実はその人の人柄がとても伝わってくる。
あゆみさんは、基本絵文字がない。返信の文章も長くはない。だから、ほんわかな人が多い部員さんの中でも、あゆみさんだけちょっと違う風が吹いていた。ただ、さっぱりした印象のその奥が、とても優しくて、アツい。
いとさんは「OURHOME部部長」の肩書の通り、私が当日の予定に悩んでいたら、行きたいお店の開店時間や場所を考慮し一緒にスケジュールを考えてくれた。ほんわかやさしく、お姉さんみたいな人。
さやさんは、やり取りしていた6人の中でも一番「ほんわかふわふわ」のイメージで、いつも女性らしくて、もしかしたらちょっと人見知りかもしれないけど、返信もいつも丁寧で、気遣いの人。
ふうさんは、とにかくかわいい！文章が、もうかわいい。優しくふんわりは共通してるけど、投稿してる写真もポーズもいつもかわいい。明るく、相手に緊張感を与えず、それでいて気遣い上手。
みどりさんは、やさしい。もう、私、やさしいしか言ってない。言葉の選び方が丁寧で、気遣いの人。おまけに熱い人なので、私と一緒で、ビックリマークが多い。親近感。
皆さんそれぞれに私を受け入れてくれて、会いたいと言ってくれて、私の関西旅を助けてくれようと色々親身にアドバイスしてくれた。ご存じの通り涙もろい私は、すでに感動して泣きそうだった。
皆さんに相談しながら当日のスケジュールを決め、内容を共有し、当日にOURHOMEのお店で会いましょー！となった。
そして迎えた1/26(金)当日。
実は、前日にみどりさんから体調を崩して会えなくなりました～、と連絡が来る。えーーー！と声を上げたが、残念だけど今回は無理しないでください！と送る。きっと、また会えるはず！
当日朝。今日会う皆さんがすぐに私だとわかるようにと、ホテルで撮ったコーデ写真を送る。一人だと恥ずかしいので、娘と撮った。気合いを入れすぎて変な顔になったので、顔出ししてるくせに、顔は切った。
皆さんに送ったら、すかさずあゆみさんから「何故、顔をきる笑」とツッコミが入った。さすがである。
10時にOURHOMEさんに到着。
その間も、10：30からレッスン参加予定のはるさんから「もうすぐ着きます！」と連絡が来る。店内で、一人ドキドキ待つ。初対面。はるさんってすぐわかるかな？どんな方かな？
緊張しながら商品を見てると、
「かなさんですか？」と肩をたたかれた。
振り返ると、優しい笑顔のはるさんがいた。
「はるさんですか！？初めまして～！！」
ご挨拶が出来て、お顔を見れて嬉しい！はるさんは、想像通りの優しい方だった。はるさん！って感じだった。
そこからレッスンまで、はるさんに店内の商品の裏話を教えて頂いた。知識がもはやスタッフさん。
その後レッスンに参加するはるさんと一旦別れ、娘たちとランチ。そして12：30頃、再びOURHOMEさんのお店に戻る。
ついに、ついに全員にお会いする。
すぐにわかるかな。
そもそも、全員の顔、誰もわかんないしな。でも、あゆみさんはきっと自転車で来るであろう。ふうさんは小さい息子さんを連れてくるはず。
これは大きなヒントだ。
いとさんはふわふわ系で、もっとふわふわなのがさやさん。これで何とか見分けよう。
そうして店内を見ていたら、外からにぎやかな声が聞こえる。もしやと思い大きな窓から外をみると、4人立ってる！一人は自転車を押してて背が高い。一人はベビーカー。わ！きっとそうだ！！
めちゃくちゃ凝視してたら、こちらに気づいた皆さんが手をぶんぶん振ってくれる。そっか、私の顔はわかるのか。
待ちきれずに、店の外に駆け出してしまった。
「はじめまして～！かなです～！」ご挨拶すると
「わー！初めましてー！」
「かなさんやー！」
「きゃー！はじめましてー！」
「北海道からようこそー！」
おお、みんな同時にしゃべってる。
待って待って。関西パワーすごい。
どんどん話が進むので、その前に一つ確認を！
「すみません！誰が誰か当ててもいいですか！」
たしかにー！はいどうぞ！という事で予想を披露。
まず…ベビーカーを押してるのがふうさん！
おー！正解！
自転車を押してた方があゆみさん！
こちらも正解。
ここまではいいのよ。問題は、あとのお二人…。
ええと、ふわふわしてるのがいとさんで、
もっとふわふわがさやさんだから…。
ええい、これはカンだ。
「黒いアウターはいとさん！
で、白いニットがさやさん！」
「おーーー！！！」
「あっはっはっは！！」
「やっぱりー！！」
え、どっち。
正解は、逆でした。
黒アウターがさやさんで、
白ニットがいとさんだった。
「ふわふわ捏造してきたから♫」
ふわふわの捏造！初めて聞いた！！
それから店内に移動して、レッスンを終えたはるさんと合流。みなさんの話す様子をみてると、本当にみなさん仲良しなんだな～とわかる。
そのうちあゆみさんの試着会が始まったり、それぞれ質問したり質問されたり。そんな中、急に店内真ん中で「えーーー！！」と大きな声がする。振り返ると、これまたInstagramで繋がってる関西の「かなさん」がお店にいたらしい。初めまして！え？あのかなさんですか！？私、北海道のかなです！！ダブルかな。奇跡の遭遇。
かなさんもめっちゃ面白い方でした。
黒いポットバッグを見ながら
「これ悩んでて～、卒業式にもいいかなって。」
「いいと思いますよ！普段使いも出来るし！」
「ですよね〜。卒業式は来年なんですけど～。」
今年じゃないんかい！と突っ込む皆さん。
皆ツッコミ上手。
Emiさんとの感動の初対面は前回書いた通り。
本当に、皆さんに背中を押してもらった！
後で知ったのは、私が泣きながらEmiさんと話してた時、もっと泣いてる人がいたという事。
さやさんである。
もう、この人、ホントは私のお母さんなんじゃないかという程泣いてくれている。その大泣き写真をはるさんが撮ってくれていた。
そんなさやさんを横でなぐさめてるいとさんも、ハンカチで涙をぬぐってる。ありがたい。そこには優しさしかない。
さやさんといとさん。
友廣さんの準備出来ましたよーの声掛けで、みんなで2Fの喫茶に移動する。
これがOURHOMEのエレベーターかー。
これがあの喫茶かー！
喫茶はすごく素敵な場所だった。
皆がパワースポットという気持ちが理解できる。
私が感動してる間に、いとさんがスタッフさんに声をかけてくれ、これ、テーブルくっつけてもいいですかー？と手際よく段取る皆さん。
こっちにかなさん座って～、ふうさんは息子ちゃんがいるからここで～、あ！荷物はこのかごに入れてください！はい、みんなこれカゴね。コートはここにかけれますよー！
慣れてる。そしてみんな仕事が早い。
コートはここに…の時点で、もう3人くらいコート掛けてた。これが関西支部のポテンシャルなのか。
席に着くと早々に、みんなお土産を出している。
わいわい、がやがや。がや多め。
私も先手を打つ！
「すみません、忘れる前にお土産渡してもいいですか！！」皆さんへの北海道土産は、バターサンドとロイズのチョコ。東京出身の旦那さんに、北海道土産といえば！をリサーチして決めた。
「その中、全部お土産？」と聞かれたが、そう。
レジかごバックの大きさであるロゴトートバックラージがパンパンになるほどお土産を詰め込んできた。空になったバッグには、最後に買うOURHOMEの商品をパンパンに詰めて帰る予定だ。
そこから皆さんのお土産合戦スタート！それも、私にだけじゃない。みんな6個ずつ用意してる。すごいなー。気遣いだなー。
グリーン入れたら映える、と訴えるいとさんの手も笑。
「これがおみやげの〇〇で、で、これが…」
「ねぇねぇこれ色違いのペン入ってるよー！」
「どうする？どうやってペンの色決める？」
「じゃんけんする？」
「え、じゃんけんする？」
「いや、まず全員で欲しいの指さそうよ！」
「あ、そういえばかなさんて～」
「これ、御座候って言って～、ねぇこれ、北海道ではなんていうんやろ？」
「え、じゃあ、一回せーので好きなペン指さそ！」
説明してる人もいれば、質問してくる人もいるし、なぜかじゃんけんしようとしてる人もいる。それに突っ込んでる人もいるし、ふうさんの息子ちゃんに話しかけてる人もいる。なんだ。なんだこの感じは。
OURHOMEさんが好きで集まったこのメンバー。
すみません。すみませんなんですけど、
なんか、もっと、もっと…
「もっと、皆さん、しっとりしてる会なのかと思ったら、思ってた以上にがやがやしてるんですね…。」
言ってしまった。
「ねー、聞いたー？思ってた以上にガヤだって！！」一同大爆笑。
なんだこれ、たのしい。思ってた以上に、めっちゃ楽しい！！
そして、あゆみさんといとさんが
「まず最初に渡そうか？え、後でにする？後でにする？」と、何が何が？と思ったら、6人の手作り自己紹介カード(A4)が出てきた！
それぞれ、名前、誕生日、今年の一文字、オススメ商品、私へのメッセージが書いてある。「一回しか会わなかったら、忘れるかなと思って！」
もー、嬉しいー、泣けるー！！そしてデザインおしゃれ！！
「本当は、OURHOME教の申込書も作って署名させようと思ったんだけど、ノリがわかんないから引かれたら困るし、お母さん心配するし(笑)。」いや、むしろ書きたかった。
そこから何を話したのか、楽しすぎて全然覚えてないけど、覚えてるのは、さやさんに私の街は北海道のココです！と画像を見せながらレクチャーしたのと、「noteに書いてた"この人は、きっと〇〇な人"っていう印象、あれ、どれが誰なん？はい！答え合わせしよ！」って言ってた、想像の100倍チャキチャキしたいとさんと、いつもこれでコーデ撮ってます～、ってスマホスタンド出してきたやっぱり優しいはるさんと、かわいいのにしっかりお母さんで明るくその場をMCのごとくまとめるふうさんと、ふうさんの息子ちゃんをすっごい優しくあやすのに、大人には鋭いツッコミをいれるあゆみさん。
他の全国の部員さんの話題も出たり、普段の関西支部の活動（お誕生日会したんだよ！）なども話したり。
そして、
せっかくだから、ここ窓際座って写真撮りな！
せっかくだから、あしあと帳にメッセージ書こ！
せっかくだから、塗り絵もらっといて！
せっかくだから、VOLもあるよ！
せっかくだから、これOURHOMEのメモ用紙！
たくさんの「せっかくだから」を受け取って、
かばんに、心に、大事にしまった。
心底楽しかった。
自分がこの輪の中に入れていることが、なんかしあわせだと思った。同じ趣味を持つ人とは、初めてでも初めて会った気がしない。楽しかった！
そこから、お迎えや仕事の関係で先に帰る方々とサヨナラの挨拶をした。
みなさん、仕事に家事に子育てに忙しいのに、時間を作って会いに来てくれた。もう、感謝しかない。
「今日は会えてうれしかったです！」
気持ち伝わったかな。伝わってくれ。
また会いに来ます！みなさんに、会いに来ます。
最後は、いとさんとはるさんがお店を出るまで一緒にいてくれた。駅までの帰り道、お二人と話しながら、高揚感と満足感でいっぱいだった。
それは、Emiさんに会えたから、だけじゃない。
こんなにやさしくて、楽しくて、あったかい皆さんに会えたから。
今日までお顔も知らなかったし、本名や職業もわからない。それでも、皆さんの人柄は伝わったし、こんなにも仲良くなれた。友達って、大人になっても作れるんだな。勇気を出して連絡してよかった。そして、こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございます。
今度はいつ行けるかなんてわからない。
でも、きっとまた行けるはず。行きたいと思う。
一度お顔を見て話したら、今まで以上に皆さんを近くに感じる気がする。
神様、私は二兎どころか、本当にたくさんのものを捕まえて帰ってきました。なんかごめんなさい、楽しかったです。
次は関東に出没しようかな。
それとも北海道支部を発足しようかな。
人生がちょっとだけ楽しくなった、40歳冬。
神様に怒られないように、
また、毎日、仕事がんばろ。
わ。文、長っ。