歌曲集「揺らぎの時」3. 実存(根來加奈:作詩)歌詞

実存
 
扉を開けると クーラーのような冷たい空気が入り込む
あぁ 夏が終わったんだな そう思う
 
相変わらずの曇り空 昨日よりも重い雲
もうすぐ雨が落ちてくるかな
 
もうすぐ終わる夏休みのせいか あんなにはしゃいでいた空気も
少し落ち着きを取り戻しつつあって
 
紅茶を少し飲み コーヒーを少し飲み
少しずつ 自分を取り戻す努力をしてみる
 
揺らいでばかりの 心の中が
少し落ち着きを取り戻し
自分に素直な『時』を 取り戻してみたいと願う
 
「音楽、それは恋する者の悲しい食べ物」
クレオパトラが耳元でささやく
 
「恋する者は たとえ物が喉を通らなくても
音楽があれば生きていけるのよ
誰か、音楽を!・・・・」
 
けれど 「存在」とは
「実存」しなければ何の意味もない 

また 心が 乱れ始める

◇◇◇◇◇◇◇
「根來加奈ソプラノコンサート」
12月1日(木)19時開演 
於:マリーコンツェルト(東武東上線 中板橋駅 徒歩3分)第2部にて初演
会場チケット 4,000円お申込み→会場チケット
配信チケット 2,000円お申込み→配信チケット

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