見出し画像

2024/6/14のIT・AIニュースピックアップ!


【ニュース】 2024-06-14 09:25:00 OpenAI appoints Retired U.S. Army General Paul M. Nakasone to Board of Directors

人工知能の発展に伴い、サイバーセキュリティの重要性が高まっています。OpenAIは、この課題に取り組むため、退役陸軍大将のポール M. ナカソネ氏を取締役会に迎えました。ナカソネ氏は、サイバーセキュリティの分野で豊富な経験を持つ専門家です。彼は、OpenAIの取締役会のセーフティーおよびセキュリティー委員会に参加し、AIを安全に開発・運用するための助言を行います。

--------------------------------

【新サービス】 2024-06-14 11:42:51 PDFを正確に要約してコピペ アドビ「Acrobat AI アシスタント」日本語対応へ


アドビは13日、Adobe Acrobatの生成AI機能「Acrobat AI Assistant」の日本語版を開発中と発表した。提供開始時期や価格は未定。
Acrobat AI Assistantは、Acrobat ReaderとAcrobatのワークフローに統合された、生成AIベースの対話型エンジン。複数または長文のPDFなどのドキュメントから、要約やインサイトを生成し、ユーザーからの質問の回答を通じて、メールやレポート、プレゼンテーションなどの用途に応じた文章を共有できる。

--------------------------------

【LLM新技術】 2024-06-14 13:00:00 Technique improves the reasoning capabilities of large language models

MITの研究者らは、大規模言語モデルがプログラムを生成することで、自然言語、数学・データ分析、記号的推論のタスクを解決できるという新しい手法「自然言語埋め込みプログラム(NLEP)」を提案しました。NLEPでは、言語モデルにプログラムを作成・実行させ、その出力を自然言語で表示します。研究の結果、NLEPにより、大規模言語モデルの推論タスクの正確性が大幅に向上しました。また、NLEPはタスクに応じて再利用可能で、モデルの推論過程を可視化できるため、ユーザーが検証・修正できる点で透明性も高まります。

--------------------------------

【セキュリティ】 2024-06-14 13:00:56 委託先が私物HDD使用、データ削除せず廃棄 「プレミアムバンダイ」顧客情報漏えいの可能性


通販サイト「プレミアムバンダイ」を運営するBANDAI SPIRITSは、業務委託先が保存していた会員の個人情報が漏えいした可能性があると6月11日に発表した。委託先社員が私物の外付けHDDを業務に利用し、データを削除せずに廃棄したため。このHDDを入手した人からの連絡で発覚した。ダークウェブなどのモニタリングを行っているが、個人情報が外部へ流出した事実は確認できず「データが外部へ漏えいした可能性は極めて低い」とみている。

--------------------------------

【新機能】 2024-06-14 14:56:49 Google、ChromeOSをAndroidベースに AI機能拡充へ

米Googleは6月12日(現地時間)、「ChromeOSは間もなくAndroidスタックの大部分をベースに開発され、Google AI、イノベーション、機能をユーザーに迅速に提供できるようになる」と発表した。現在のChromeOSは独自のLinuxカーネルを使用しているが、今後はAndroidで使われているLinuxカーネルを採用することになる。これにより、ハードウェアとの互換性やデバイスドライバーの共有が容易になる。

--------------------------------

【セキュリティ】 2024-06-14 17:56:39 ニコニコを襲ったサイバー攻撃の全体像まとめ 動画データは無事か、復旧に1カ月かかる理由は


ドワンゴは6月14日、8日から続く大規模障害に関する詳細を発表した。原因はランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃。復旧には1カ月以上かかる見込みという。今回の発表に合わせ、KADOKAWA・ドワンゴの夏野剛社長、ドワンゴの栗田穣崇COO、鈴木圭一CTOによる状況説明の動画や、事態に関するQ&Aも公開した。

--------------------------------

【技術解説】 2024-06-14 18:14:02 もうSoraは不要なのか。動画生成AIの新基準「Luma Dream Machine」をサブスクしてわかった「ハリー・ポッターに出てくるような魔法」の使いこなし術(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge

--------------------------------

【ニュース】 2024-06-14 18:56:00 G7サミット、AIの倫理的使用に向けて議論 軍事利用など負の側面へ対応


6月14日の先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、AIの悪用防止へ向けた国際連携についても議論が行われる。自動で文章などを作成する生成AIは社会の成長に貢献すると期待されるものの、軍事利用や偽情報の拡散など負の側面も顕在化しており、G7として対応が急務だとの声が強まっている。会議にはAIの倫理面に懸念を持っているとされるローマ教皇フランシスコが参加。AIを倫理観に沿って使用するための国際的枠組みやガイドラインの創設へ向け協議したほか、AIが経済安全保障に影響を与えないよう規制する重要性などが確認される見通しだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?