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不妊治療ヒストリー21 〜転院準備と振り返り〜

1年近くお世話になった病院から、不妊治療専門のクリニックに移ることにしました。そこのクリニックに通っていた友人が妊娠したので、「もしかしたら…」と淡い期待を寄せています。

最初は今の病院をフェードアウトしようかと思っていました。
が、クリニックから「紹介状はあった方が不要な検査をしなくていいですよ」というアドバイスが…。
ちょっと気が重かったけど、紹介状をお願いしました。

電話で笑

何か理由を聞かれるかなーと覚悟をしていたけど、何も聞かれず。
無事紹介状を受け取り、クリニックへ予約の電話をしました。
3月に初診の予定です。


1周期お休みする形になっている今、「このまま出来なかったら夫婦2人の生活もいいなぁ…」とぼんやりと思い始めています。


同時に色々なことに気づきつつあります。

不妊治療を含めた妊活を始めたのも、「自分の育った家みたいな家族がほしい!」という思いからで、「子どもほしい!」という思いではなかったこと。子どもはその願望を叶えるための「手段」であったこと。

結婚願望がまるでなく、「変わり者」と子どもの頃から言われてきた私が結婚できたこと。

家族、友人達にとても恵まれていること。

大きな病気もなく、暖かい部屋でご飯がおいしく食べられてお布団で寝られること。


この中で一番大きかったのは、自分の今の環境がとても有り難いことなんだと気づいたことでした。今まで一人で頑張ってきたような孤独感があったけど、本当は周りの人達が一緒に走ってくれていました。

不妊治療は続けますが、今までとは少し違った自分で向き合えるのかな?

もし子どもができなかったとしても、根っこの部分がしっかりあるならきっと私はその人生を走っていけると思っています。

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