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夢パまつりで学びました!

暑すぎた夏が過ぎ、あっという間に秋めいてきましたね。
涼しくなったので(?)、夏前の授業について振り返っていきたいと思います。


開会式

まずは夏真っ盛りに行われた、川崎市子ども夢パークでの「夢パおたんじょう日まつり」実習です。
この実習の目的は、プレーパーク(冒険遊び場)の運営現場での実習を通し、多様な他者との出会い、リアルな体験活動を行うことによって、困難な課題に向き合える実践力を育み、様々な背景を抱える子どもたちとの直接的な関わりを通じて、子どもの気持ちの受け止め方を学び、子どもが発する「試し行動」に、どのように向き合い、コミュニケーションを図っていけるようにするかを学ぶことです。
学生たちは、この実習を迎えるまでに、西野博之先生から「夢パーク」の意義や役割を学び、満を持して当日を迎えました。

【実習概要】
授業名 地域デザイン演習Ⅱ(社会教育課程)
指導教員 西野博之非常勤講師(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)
日時 2023年7月22日(土)、23日(日)
実習人数 履修者19名+社教ボラ10名
場所 川崎市子ども夢パーク https://www.yumepark.net/

土ほぐし。土もカラカラだし、熱中症対策にもなるので水をかけながら作業しました!”

1日目はお祭りの準備で、子どもたちが安全に遊べるように石を拾ったり、木材拾ったり。きりがないほど、たくさん拾いました。
そのほかにも、ドラム缶風呂用の薪割りやテントの設営など、慣れない作業でしたが、頑張りました。

2日目はお祭りの当日!夢パークの20周年をお祝いします。
学生は、それぞれのグループに分かれて、運営を手伝いました。手伝いの間には、子どもたちやスタッフ、他の学生とふれあい、本気の遊びを体験しました。

どろ合戦中
お昼は夢パのスタッフさんが作ってくれたカレーをみんなで食べました!

自由で創造的な遊びを探求する夢パークは、遊びの聖地。本気で遊ぶ子どもたちやスタッフを目の当たりにし、その中に飛び込んでいくことで得られた経験は、とても貴重なものとなりました!

お疲れさまでした!

【学生感想】
☆2日間の実習を通して子供との関わり方をスタッフの方からたくさん学ばさせていただきました。初めは警戒していた子供たちともこちらから積極的に関わることにより警戒心がなくなり、向こうから話しかけてくれるようになりました。また、そんな子供たちが楽しく安全に夢ぱーくで遊べるように注意している点が多くあったり、夢ぱまつりのような自然の経験ができるようなイベントであったりを将来社会教育士となった時に活かしていきたいと思います。(2年 Y.Y)

☆大学生になってくると、就活やバイト、レポートなどで家にこもったり、建物が多い都会に出向いたりすることの方が多くなってきて、泥で遊ぶといいった経験をすることもなく、していたころの記憶も薄れていき、普段生活しているだけでは、このように多くの子供と関わったり、地域のイベントに参加するといったことがないので、夢パに参加したおかげで新しい経験、懐かしい体験などをすることができました。この実習は自分にとって素晴らしいものになったなと思います。(2年 U.M)

☆今回の実習では、様々なことを学び、また、貴重な経験、新たな経験をすることができた。特に、子供たちと関わる中で、「大人でもこんなに子供みたいに遊んで、楽しんでいいんだ」、「遊ぶことって、こんなに楽しいものなんだ」など、子供から教えてもらうことが多く、たくさんのエネルギーをもらった。来年も「夢パーク」に遊びに行き、もっと多くの子供たちと関わりながら「遊び」を通して様々なことを学んでいきたい。(3年 I.K)

☆こんなに心から楽しいと思えることが久しぶりで、実習が終わってから何回も写真を見返してます。みんなの笑顔とか、あの時こんなことあったなとか、写真を見るだけでその時の光景が思い出せます。今でも余韻があります。それぐらい本当に楽しくていい経験でした。こんな経験ができる大学生は数少ないし、今だからこそ経験して良かったなと思います。この経験を糧にして、自分が思い描く社会教育士になる1歩を踏み出したいです。(2年 M.N)

(文責:地域コーディネーター 益田麻衣子)


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