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前田夕暮生誕140周年記念・第36回夕暮祭短歌大会にて佳作を頂きました

 みなさん、こんにちは。国際日本学部日本文化学科4年生、松本ゼミ(松本和也教授)所属の來村尚紀と申します。

 私事で恐縮ですが、先日、神奈川県秦野市主催の前田夕暮生誕140周年記念・第36回夕暮祭短歌大会の公募に参加し、総計1753首の中から佳作(20首)に選んで頂きました! 今日は、そのご報告と、短歌づくりの際に役立った大学での学びについて書きます。

 普段から、短歌を読むのは好きで俵万智などの短歌に触れてはいましたが、短歌をつくるというのは初めてでした。5・7・5・7・7という決められたリズムの中に自分の表現したいことを言葉で落とし込むという作業は、まるで自分の持っている語彙を試されているようで、ワクワクしながら作ることが出来ました。

 ゼミでは日本の近・現代文学を研究していますが、物語を読む事には、様々なメリットがあります。みなさんにも、物語を読んで、勇気や元気を貰った。あるいは、友人と話す共通の話題が出来たというような事があると思います。そのような物語を読む事によるメリットの1つに「語彙が増えること」がありますが、今回は、その増やしてきた語彙が、短歌を作る時に役立ったな〜と感じました。

 日本語は特に複雑で、例えば、「大きい」を意味する言葉だけでも、大きい、デカい、極大、巨大、甚大、莫大などなど沢山の言葉があり、同じ「大きい」を表す言葉でも、それぞれの言葉が表す大きさの程度や量が異なります。

 このように、語彙が増えると自分の表現出来る幅が広がります。私は、今回、短歌を作ることを通して、これを、身をもって実感しましたが、短歌以外にも、レポートやメールなど何か文章を書く時、また人とコミュニケーションを取る時など、培ってきた語彙が役立つシーンは、数多くあります。読書には、日常で役立つ沢山のメリットがあるのです!なので、この記事を読んでくださった皆さんが、1人でも多く、本を読む機会を持ってくれたらなと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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