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崔ゼミ×香炉庵のコラボ商品「元町レトロ」が赤レンガ倉庫に登場!

国際日本学部崔瑛ゼミナールでは、2022年度に、元町に本店を構える和菓子屋香炉庵様とコラボ商品の企画に取り組みました。若者の和菓子離れという業界の課題に、Z世代ならではの視点で何か画期的な提案ができないだろうか?という想いからスタートしたこの活動。和菓子業界について学ぶことからはじめ、悩みながら取り組んだ成果として「元町レトロ」が生まれました。

横浜赤レンガ倉庫1号館での販売の様子

横浜赤レンガ倉庫において2022年2月10日(金)・2月12日(日)〜2月14日(火)に崔瑛ゼミナールの学生たちが赤レンガ倉庫1号館で販売を行う運びとなりました。実地販売に関する情報と、私たち崔瑛ゼミナールの学生が行った商品企画プロジェクトについてご紹介します。

販売場所:神奈川県横浜市中区新港1-1 1号館1階ヨコハマベストコレクションⅡ内
販売商品:「元町どらちっぷ」〜チョベリグ食感!黒糖香るカクふわ 次世代どら焼き〜
販売期間:2023年  2月10日(金)・2月12日(日)〜2月14日(火)
                   学生の商品説明時間 11:00~15:00

横浜観光コンベンション・ビューローのホームページに掲載された情報はこちらです↓

「元町レトロ」が出来るまでの道のり

ゼミのメンバーで役割を分担し、和菓子に関する研究論文のレビューをしつつ、元町の歴史や特徴について学びました。我々のなかで業界に関する理解を高めながら、13人が4つのグループに分かれ、それぞれの提案を練っていきました。最終的に、香炉庵の社長に向けて提案発表会を行い、何度もディスカッションを繰り返しながら、後期からの商品開発の具体化、デザインコンセプトの検討、プレスリリースに向けた諸活動を行うことになりました。

現地調査の様子
香炉庵様へのプレゼンテーションの様子

商品開発においては、「若者に和菓子に触れてもらう機会を創出すること」・「観光資源や地域資源を活かすこと」・「香炉庵の知名度を上げること」に注力しました。私たちは元町の異国情緒のある地域性と、現在Z世代の間で流行している「レトロブーム」から着想を得て、「元町どらちっぷ」「元町くるもっち」の2つの商品を考え、販売することとなりました。商品を具現化する上で、材料や商品パッケージの作成にあたって、和洋折衷とレトロ感を意識し、香炉庵様とのミーティングで積極的に意見を出し、会議を開き、商品をより良いものにしようと何度も話し合いを重ねました。

みなとみらい祭 当日の売り場の様子

2022年11月のみなとみらい祭では、テストマーケティングとして、限られた個数を販売しました。販売開始から約1時程度で商品は完売し、予想を遥かに上回る状況となりました。若年層から、家族連れや高齢者の方々まで、多くの方に並んで買い求めていただきました。その時の反響を受けて、2023年のバレンタイン期間中に、赤レンガ倉庫1号館1階のヨコハマベストコレクションⅡのなかで、横浜を代表するお土産と並んで、再び販売する運びとなったのです。

みなとみらい祭では、「和菓子シアター」の上映、クイズイベント、試食会、アンケート調査とインタビュー調査も実施しました。この調査を通して、商品や和菓子に対する本当の声を聞き出すことができました。アンケートを回答してもらうことや商品の満足度を上げることの難しさを学ぶ貴重な経験でした。調査で得られたデータを香炉庵様と共有し、これからの商品開発の参考にしていきたいと考えています。

(国際日本学部 国際文化交流学科 市野愛花梨)


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