東京を離れた理由
夢咲 叶(ゆめさき かなえ)です。
お久しぶりです。
だいぶ亀更新です。
書こうと思っててもなかなか言葉が出てこない。
続けて書いていこうと思いましたが、ちょっと書いておきたいことがあるので、別の話題を書きます。
ほんの数時間前。
Facebookでとあるライターさんの記事を読みました。
その方は元々東京にいて、会社員としてお仕事をしていた。けれども今はフリーのライターになって、東京を離れているそうです。
で、今別のところに住んでいるけれど、周りの人から東京に戻らないかと言われて、「戻りたいけれど、でも…」と悩んでいた。
どうして悩んでいるのかなって自分自身で考えて出した答えがその記事には書いていました。
「思ったよりも東京に疲弊していた」んだそうです。
それに今住んでいる環境もいいものだと思えるようになったから、東京には戻らない。と。
その記事を読んで、私と重なる部分があり、また私自身も気づいたことがあります。
私も、東京に住んでいましたが今は地元の九州にいます。
率直な理由を申し上げると、「東京に疲れた」から。
生活するために仕事して、オーディション受けてライブして、仕事が出来る人や既にアニメやゲームの仕事してる人を見て、「私もやらなきゃ」って焦って、でもなかなか上手くいかない自分に落ち込んで。
夢を叶えるために東京に行ったのに、いつの間にか押し潰されそうになっていました。
ライブやオーディションはやりたい事だからたくさんやりたかったけど、生活するためにはそれだけじゃだめで、東京にいた最後の方は、生活するのに精一杯でなかなか本当にやりたいことが出来ていなかった。
それも辛かったし、周りと比べてしまって悔しい思いも沢山した。
生活するために仕事して、その仕事で疲れてライブとか出来なくなってしまっていた。
結果、病気になってしまって東京にいられなくなった。
そのライターさんの記事にも書いていたけれど、
誰が悪いとかじゃない。
勝手に誰かと比べて勝手に焦って勝手にダウンした自分が悪い。
もう少し、早くどうにかできれば良かったんだけど、それを考えることも出来なかった。
東京を離れて1年7ヵ月経って、東京でのライブ活動も再開出来てきた。
東京に戻れたら、と思う事は今もある。
友達たくさんいるし、これからも活動を続けていくなら東京の方が断然いい。
だけど、私も東京に戻るのが怖い。
実際、ライブのために上京すると、1週間もいないのに帰ると物凄く疲れている。
病気は幸い寛解したけれど、東京に戻れば確実に再発するのは分かる。
それに、帰って良かったと今は思えている。
家族もそばにいるし、今の職場も人間関係も環境もいい。
ストレスはまったくない、とは言いきれないけど、東京にいた頃よりは比べ物にならないくらい、とても生きやすくなった。
呼吸がしやすくなった、と言うのが当てはまるかな。
そのライターさんは、自分を変えるために、環境を変えたこと、東京を離れたことを逃げた、と表現していたけど、今は私はそうは思いません。
東京を離れた最初の頃は追い詰めて落ち込んでそう思ってたけど、あのままあの環境にいたら今私は生きていないと思う。
東京にいなくても、今はネットで何でもできるから、その気になればどこででも活動は出来る。
生きてこれからも活動し続けていくための、前向きな手段だったんだ、と思えるようになりました。
今はとてものんびりした気持ちで、より自分のペースで色々できるようになってきました。
今は本当にネットで何でもできる。
ネットショップや生放送配信、先日ファンクラブも立ち上げました。
まだ立ち上げたばかりなので会員はあまりいませんが、ファンクラブ限定ボイスや作品などあげて行こうと考えてますので、宜しければご参加ください。
水天一碧は私の好きな四字熟語の一つで、海と空がひと続きになった様に青々としている様子を表しています。
自分の夢も、そんな澄み渡った景色のようにありたいという思いからブログのタイトルにもしています。
今の心境も、そんな感じ。
今まではどんより曇って時々雨で景色が見えていませんでしたが、やっとって感じです。
東京が嫌いなわけじゃないです。
むしろ好きです。
好きな人がたくさんいるし、好きな場所もたくさんある。
逢いたい人もいる。
でも。
少し、いやかなり、頑張りすぎてしまいました。
これからは頑張らないで、顔晴りたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪
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