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ゆとりーとライン

乗り物に乗るのが好きだ。
先日、絵の展示で名古屋へお邪魔した。
新幹線名古屋駅からJRの在来線に乗り換え「大曽根駅」を目指した。

車窓から「ゆとりーとライン」と書かれた看板が目に入る。
なんだそれ?ラインってことは何かの乗り物?むくむく好奇心が湧いてくる。
ゆとりーと?ひらがな?ゆとり?ゆとり世代?ゆったりしてるライン?
色々想像が駆け巡ったが、初めて行く場所だし、展示会場に行かなくてはならいので、とりあえず好奇心はしまっておくことにして名鉄に乗り換えた。

と!なんということでしょう!展示会場の最寄り駅がゆとりーとライン「守山駅」だったのです!これは乗ってみなさいよと乗り物の神様が言ってるに違いない。

ここで、「ゆとりーとライン」とはなんぞや?ということで簡単にまとめる。
この「ゆとりーとライン」、日本で唯一のガイドウェイバスという乗り物で、バスが高架上の専用軌道のレール内側を走る全国的にも珍しい乗り物。
時速60kmで走行し交通渋滞の影響を受けることなく快適に移動できる。この特徴から「ゆとり」と「ストリート」を掛け合わせて「ゆとりーとライン」と名付けられたそうだ。
高架上を走るため、とにかく眺めがいい。守山駅からは、あの日本百名山の一つである御嶽山が望めた。ぐるりを雪山が囲っているように見える。素晴らしい景色。

なんといい乗り物に乗ったんだ私!と展示会場で会う人会う人に「ゆとりーとライン」に乗ったんですよ!と興奮気味に話しかけたのだけど、どうやら地元の方はあまり利用されていないようだった。もったいない!
名古屋の皆さん!ゆとりーとライン良いですよ。たまには利用してみてください!
と、私は勧めておきたい。

もしまた来年、今回の展示に呼んでいただけるのならば・・・
私は始発から終点まで乗ってみようと思っている。
大曽根駅から、左側の席に乗ろう。楽しみだ。

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