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あえて言葉にするのであればそう、これは多分「郷愁」

多分、人よりも強烈にその瞬間その瞬間の情景とか空気の温度感とか想いとかが残りやすくて、人よりも繊細にそれが引き出されるたちなのだろう

と、そう思う

*

久しぶりにおりたつ場所

その日あった沢山のことを振り返りながら家路についていた仕事上がり、まさにその時間

仕事のでの大一番に向けて追い込みをかける、沢山の人の想いが行き来する季節と、その季節特有の冷たい空気

あの頃にタイムスリップしたんじゃないかと思ってしまうほどに、あの頃と同じ今この瞬間

自分を取り巻くありとあらゆるものがきっかけになって、沢山のものが引き出されて、気持ちが揺さぶられる

つらいこともあったけど
しあわせな思い出が多い過去のある一地点

今よりも格段に不器用で、不器用なりにとにかく一生懸命に目の前のことにぶつかり続けたあの頃

一生懸命に生きて
落ち込んで
泣いて
笑って
嬉しさでまた泣いて

本当に沢山の大切なものがあったしできた、あの数年間

だからこそ、こんなに気持ちが揺さぶられるんだろうな

強烈に
繊細に

あぁ、泣きそう

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