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猫を飼わなくなった理由

wさんから聞いた話
wさんは猫を飼っている。wさんが飼っていたのではなく、結婚した旦那さんが、元々飼っていたので一緒に暮らす形になった。
猫種はマンチカンで、とても溺愛している。実際に写真を見せてもらった事があったのだが、とても可愛い猫ちゃんだった。
wさんが幼かった頃、実家で、猫を飼っていた。母親がとても猫が好きで飼っていたのだが、事々く猫が死んでしまったのだ。
田舎もあって、wさんの実家では放し飼いで飼っていた。
最初の猫は交通事故、二匹目の猫は、猫同士の喧嘩が原因で亡くなった。
そこまで聞いて、放し飼いだから全然起きうる事だと思って聞いていた。
三匹目の猫は室内で飼う事にしたのだが、玄関を開ける際に隙間から外に出てしまい、追いかけていったのだが、その先で、車に撥ねられて死んでしまった。
四匹目の猫は室内で慎重に飼っていたのだが、ある日、家に帰ると猫がどこにもいなかった。
家中、探したのだが中々、見つからなかった。思い当たる所を探し終え、一応と風呂場を見てみると、風呂場のドアが少し空いていた。
猫は浴槽の中で溺死していた。浴槽には蓋をしていたのだが、開けられていた。猫が自分では開けるのは難しい感じだったという。
wさんの母親が「やっぱり、私が寅年だから猫を飼うことが出ない」とぽつりと呟いた。
wさんが幼いながら、母親に尋ねた「なんで、寅年の人は猫を飼えないの」と
母親は「猫が寅に負けて、長い息ができないんだ」と教えてくれた。
そこから、母親が猫を飼うことがなくなったとの事でした。

自分なりに調べてみたのですが、そう言った迷信があるらしいですね。
wさんの実家では最初は放し飼いだったので、死んでしまう可能性は高くなると思ったのですが
室内飼いをしてから、次々に亡くなってしまったのは、迷信じゃないにしろちょっと不可解さがあると思いました。

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