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正負の法則


今回する話は、試練を経てない人が、試練を経た人より幸せになれるわけがない。

という話です。


この世は正負の法則が働いています。物事はすべてプラスとマイナス、陰と陽、裏と表など相反する二つの要素で成り立っているのです。人生には、良いことと悪いこと、幸せな事と辛いことというように、正と負の出来事が交互に訪れるようになっている。これを正負の法則と言うんですね。

だから、ざっくり言うとそれなりの試練を経てない人が、試練を経た人より幸せになれるわけがない。


この世の法則として、緻密に仕組まれてるわけです。




成功してるように見えてる人でも、それは成功してるように見えてるだけで、実際は付け焼き刃の努力で得た一瞬の快楽だということもよく見かけます。(芸人で言う一発屋とかそうですね)

蓋を開けてみると実体が曖昧だったりする。現代だと「見た目でみんな騙されてんな」、「SNSの綺麗さに騙されてんな」ってことはよくあります。






あの人みたいな成功を手にしたい。そう思ったなら、それ相応の「負」を積んでおかないとその人と同等、もしくは上にはいけないわけです。


(というかそもそも他人と比較しても意味がない。魂によって耐えられる試練の強度はあらかじめ決まっているから。)←詳しくはこの前のブログに書きました。



極端な例ですが、例えば僕は武井壮さんが好きなんですけど、この方は生まれたときから貧乏な環境で育ち、学費が払えないから、成績が学年一位なら学費がタダで奨学金ももらえるという私立中高に通い、学年一位を取り続けるために猛勉強し、飯が食えないから痩せ、親が光熱費払わないから学校の先生の家で過ごすみたいなことをして、高校ではスポーツしてる余裕がないからやりたかったスポーツをやめて勉強し続け、大学の時に陸上十種競技で日本一になっても、台湾のプロ野球コーチをやっても、アメリカでゴルフ留学にいっても、金も社会的地位も手に入れられないでホームレス、、、という半端ない負を積んでるわけです。


ここまでの負を積んでおかないと今の彼のような生活や生き方はできないということです。

武井壮までじゃなくてもそのひとの乗り越えた試練、しんどい努力に応じて幸福が訪れるように世の中できてるのです。(負3に対して正7と言われています)

「あいつはいいよな」みたいに人に対して思うことがあると思います。しかしそいつは然るべき負を積んでるのかどうか、考えないといけません。


意外とたまたまの結果で、(実力ないのにマーケティング、見せかける術が上手くいっちゃったとかで)派手な結果を出したように見えるだけ。あるいはそこがそいつの人生のピークである可能性もあるわけです。(←それ以上の負は積んでないしこれからも積み続ける胆力も無いということ)


もしあなたの方が苦労しているのなら、(負を積んでいるのなら)そいつはじきに落ちてあなたがそいつを越すと思います。まだ正の反応が返ってくる時期ではないということ。負をより長く積んでるということ。そういうふうに世の中できてるので不安はいりません。


じゃなかったら世の中不平等ってことになってしまうじゃないですか。

さすがにそこまで不平等にできてない。



実はこの世の中は希望に満ちていて、みんな一人一人が幸せになれるように出来ていると。そう感じます。

なので今しんどい努力や試練の渦中にいる方は、後々手に入れる幸せを得るために負を積んでるのだと、そう思うべきです。


これは単に心を軽くするメンタル術みたいな低次元な話ではなくて、この世の法則、自然の摂理に則した事実を書いてるつもりなので、真剣に読んでいただけると幸いです。



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