#11 前列の一番左の席か左から二番目の席。

中学は通学時間は30-40分ほど。

入学式の日、みんなが静かに座っていることに驚いた。

席場所も右側。私が聞こえないのは左。

小学校入学式と同じく、式が終わった後に

残り担任と話をして伝えて。

次の日の自己紹介の時にみんなの前で

「左耳が聞こえません。右耳から話しかけてください。お願いします。」

と伝えた。

久々に知ってる人がいない教室だったから。

ものすごく緊張した。

そして少し涙目になった。

1番前の左側の席に移動させてもらうことになり。

1番前の左側の席の子と私だけ入れ替えて中学生生活がスタート。

小学時代の時のように自分を馬鹿にする人もいなければ

菌扱いとかもされなくなって逆に違和感がすごかった。

普通ってこうだよねってなった。

とても楽しい中学生生活がスタート。

けど、生活上少し不便な事があった。

先生が私に気を遣ってくれてたのか

席替えの時は、前列の一番左の席か左から二番目の席。

その席交互に移動し席替えに参加させてくれた。

授業にも支障がないし、全然良かった。

けど給食の時間は少し難しかった。

給食の時って隣の人と机を向かい合わせにして後ろの席の子も一緒に机を合わせる。(6人グループ)

そうなると1番左側に座ってる時は班の形にしても支障はない。

しかし、左から2番目の席になってしまうと。

聞こえてる側がみんなの席を向けるため

少し聞き取りづらかった。

その席の時は右側にいた先生と話してることが

多かった気がする。

給食の時だけ上手く会話に入れないのが

少し悔しかったな。

今回はこの辺で。
小学と中学でたくさんのことが変わり、そして新しいことがものすごく増えた。
良きスタート切れた。
固定席だったけど、固定席は2箇所。
先生に言えばよかったのかもしれないけど、私も席替えには参加したかった気持ちが勝ってたかもしれないから言わなかったのかと思う。
1人だけ参加出来ない苦痛はすごいから、ひとつ動けるだけで全然違う。