演奏のポイント…の前に。楽譜を読むために知っておくと良いこと。
こんにちは、Kanaです。
Piascoreで配信しているカナデル・プロジェクト制作の楽譜の解説を、このnote上でUPしていこうと思うのですが、楽譜を読むために最低限知ってほしいことをこのページに載せておきます。カナデル・プロジェクトの楽譜以外でもきっと役立つと思います!
1. 指番号について
鍵盤楽器を習いに行くと、最初に指番号について習うのではないでしょうか…?
両手とも親指から順に番号がついています。
指番号は、楽譜上の音符に記載されている数字と一致しており、演奏する指を指定しています。
楽曲上の指番号指定は、基本的に楽譜を書いた人(指番号を記入した人)が、演奏するのに最適な指番号を(子供向けの楽譜は、子供の手のサイズで弾きやすいように)書いているので、楽譜によってバラバラです。私個人の考えでは、その人の手の大きさや運動能力により演奏しやすい動きは違うので、必ずしも守らなくて良いと思っています。
ただ、毎回違う指で演奏するとなかなか指が動きを覚えてくれない為、演奏ミスにつながり上達が遅くなる可能性もあります。
なので、練習はできるだけ同じ指で弾くことをおすすめします…この指が良いと思ったら楽譜の指番号を書き換えてしまいましょう。
気をつけていただきたいのが、ハノンやツェルニーの練習曲など、指の動きを練習するための曲は指定通りの指番号で演奏してください。…体操のようなものなので、指番号を変えると練習曲の意味が無くなってしまいますので…。
2. 音符・休符
もちろん、この他にも音符や休符はありますが、初心者さんはとりあえずこの4つの長さの音符と休符を覚えましょう。
上記では一覧にしましたが、音符の長さの関係は以下の通りです。
3. 演奏する鍵盤の位置と音符の関係
中央ドから上下の各ドまでの15個の音を書いてみました。
もちろん、音はこれ以上あるので少しずつ音域を広めても読めるようになるのが理想です。
ルールとしては、横に並行に引いてある5本の線(五線と言います)をメモリのように見て、線の上・線の間・線の上・線の間…と音が一つずつ進んでいきます。鍵盤は左が低い音で、右に進むにつれて高くなっています。
最初は楽譜上の中央ドの音符とお手持ちの鍵盤の場所を確認しましょう。
(ちなみに、多くの音楽教室では中央ドの直線上ににおへそが来るようにに座りましょうと習います。)
小学生の時に学校でやっている内容だとは思いますが、練習で行き詰まった時にぜひ、参考にしてくださいね。
私が投稿する楽譜に頻繁に出てくる記号や用語が今後増えたら第二弾も書く予定です。
次回から投稿した楽譜の演奏のポイントを書いていく予定なので、ぜひご覧ください!(記事の執筆、頑張ります!)
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