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反面教師への感謝~人生に無駄なことなんてないという話~

私は病院勤務の看護師です。

ただ、自分らしいスタイルを確立すべく来年には新たな資格に挑戦予定です(^^)

詳しくは過去記事参照してください。

病院勤務ではなく、フリーランスでやっていきたいと思っています。

それはぼんやりと思っていたのですが、ある出来事がきっかけで具体的に目指そうと思ったのです。

今日はその出来事について書いていきます。

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私は主任看護師という立場もあり、職場では中堅。

後輩の指導には力を入れていました。


やはり指導するためには自分のスキルアップが大事。研修会に積極的に参加しました。

どうしてその研修に参加したいのか、参加後はどう生かしていくのか、

自分の熱意を稟議書に書き、看護部長や師長、事務長、院長や理事長などありとあらゆる上長の許可を得て1年間に3回出席しました。


片道1時間半の道を満員電車に揺られ、丸一日研修をし、保育園のお迎えに滑り込む

ハードな日程ですが、自分と後輩のためと思い、がむしゃらに取り組みました。


研修が終わると病院内で全職種向けの伝達講習会を開きました。

全職種向けですから結構な参加人数になります。

3回分、毎回満席で高評価をいただきました。


人に教える、伝達するというのは自分の知識の定着に役立ちます。

1教えるためには10知らないと中身が薄っぺらくなりますからね。

仕事と子育て、家事の合間をぬって研修会の準備をしただけありました。

大変だったけど、高評価いただいて報われた感じがしました。


ただ、

一瞬でその報われた感覚は崩れ落ちました。


すべての研修が終わり

看護部長が私にこう言ったのです。


「あなただけ1年に3回も研修会行き過ぎね。反省して」


笑いながら言ってきました。

ニヤニヤしながら。


「あ、はい、すみませんでした」


とっさに謝りましたが、頭の中が真っ白になりました。


私は悪いことをしたんだ・・・


罪悪感に襲われましたがふと我に返ると


腑に落ちない


稟議書見て行っていいと判子を押したのも部長なのに、

なぜ全部終わった後に反省してと言われなきゃいけないのか・・・

みんな稟議書書いて伝達講習したくないからこっそり研修会に参加しています。


私はみんなのために、看護部の底上げのために、自分の時間と労力を使ってやったのになぜ反省しないといけないのか

納得いきませんでした。


そこで思ったんです

努力が報われない環境にいても自分の成長が妨げられるだけだと。

後輩のために頑張っていたけれど

もう限界でした。


他にも部長を含む上長の身勝手な考えに常日頃から不満がありました。


自分のやりたいことをやろう

自分のスキルを活かす活動をしよう

看護師=病院 という固定観念を捨てよう

そう思ったのです。


私はこれまでの経験と得た知識があります。これは自分の強み

強みを生かして活動していきます。


今気づけてよかった。

反面教師の上長達にはある意味感謝します。

あなたたちがいなかったら、私は病院の狭い世界でキャリアを終えていたでしょう。

あなたたちがいなかったら、こんなに後輩たちとの絆は生まれなかったでしょう。

あなたたちがいなかったら、努力が報われない悲しさを体感できなかったでしょう。


嫌な思い出ですが、自分を奮い立たせてくれたことです。

人生に無駄なことなんてない!

傷ついたこと

凹んだこと

騙されたこと

裏切られたこと・・・

そんなことだって自分の成長には必要不可欠で

全部パズルのピースのようにハマり合って自分ができていくと思います。


むしろ辛いことを経験した人の方が

内側から本当の優しさがにじみ出てくるように思います。

そして優しく、強く、周りの人を癒していくのです。


人生に無駄なことなんてない。

私は変わります。

今、まさに変わっている最中。

これからの自分が楽しみです(^^)


このサポートはスキルアップに役立てます。三兄弟を育てながら夢に向かって突っ走っています。心に笑顔を咲かせる活動ができるよう、ぜひサポートをお願いします!