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「パティシエとお嬢さん(2)」を読んで。

銀泥さんの作品です。
本書はtwitterで連載されていた作品を書籍化したものになります。

前作の「パティシエとお嬢さん」の読書記録はこちら。


こちらの作品は、発売前から予約して購入しました。
実写ドラマが始まったことをきっかけに、再び読み直してみました。

前作からゆっくりとではありますが、2人の恋は進展していますね。
お店の陰から「二人とも頑張れ~」と見守るような気持ちで読み進めていました。

お客と店員の関係からちょっとずつ変化していき、親密になっていく様子を見ていると、なんだかこちらも嬉しくなってきます。

今回は2人のやり取り以外にも、物語に登場するケーキ屋「パティスリー・シュバル」の由来が分かる話も面白かったです。


作品に登場する人たちみんなが二人の恋を応援している。
ちょっとハラハラするような展開もありましたが、終始ほのぼのとした気持ちで読めました。
「パティシエさん」と「お嬢さん」の2人を見ていると、こちらまで温かい気持ちになります。
本作品の中で2人の名前は明らかになっていますが、今回はタイトルのまま記載させていただきました。


作品とは異なり、私自身はなかなか素敵な出会いに恵まれず……。
自分から人に会いに行く気力もないため、ますます遠ざかる状況に。
とりわけ、心身ともに不調な現在。
ネガティブなことばかり考えてしまう悪循環です。


本作品を読み直して、ドラマを視聴した後にケーキが食べたくなり、息抜きに先日ですが地元のケーキ屋さんに足を運びました。
手ごろなお値段で買えてとても美味しい!
昔からある馴染みのお店です。


作品に登場する「お嬢さん」を真似して、先週末にご褒美としてケーキを買いに行ってみました。
昼下がりに行ってみると、店舗前の約15台ほどの駐車場はほぼ満車。
行列が出来ていて店内はケーキを選ぶお客で賑わっていました。
一人で食べるのに、ついついケーキ3個と焼き菓子を5~6個も買っちゃいました。

日持ちするお菓子は個数もあるので、数日に分けて食べることに。
ケーキは1日で食べきれず2日に分けて完食しました。

昨年、全国展開している製菓専門店がそのお店の近くに出店した時、来客数が一時期減っているようで心配でした。
が、それも杞憂に終わりました。
数十年もの間、ずっと地元で愛されているケーキ屋さんには数多くのリピーターがついていますから。

買ったケーキを食べると、美味しくてホッとした気持ちになりました。
昔から変わらない味でとても満足できました。


憂鬱な気分が続くと何だか無性に甘いものが食べたくなります。
普段はケーキやお菓子をたくさん食べることはしないのですが、甘くて美味しいものを食べると、安心するというか。
日々の生活で気を張っているときに食べるとリラックスできるのでしょう。


とはいえ、過剰摂取しないように気をつけなければなりませんね。
健康を損なわない程度に楽しみたいです。



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