「web3の日本の戦略を描く」を終えて
はじめに
Siremo代表のかなだです。SiremoはNFTに関わるサービスを提供するスタートアップです。
デジタル作品をNFTとして販売可能な自分だけのページを起ち上げられて「かんたんに、たのしく」売買できるプロダクトを開発しています。
「あらゆるクリエイター・アーティストが、その情熱で創作活動を自由に続けられるようにする。」をミッションに掲げ、創作と経済活動の正の循環を回すことで社会をより良く変革することを目指しています。
かなり前のイベントですが、、11/17にCIC TOKYOで行われたイベント「web3の日本の戦略を描く」と今後のSiremoが実現したい「クリエイターとコミュニティの未来」について書いて公開しておきます。
「web3の日本の戦略を描く」とは
明るい将来に向けてZ世代が未来を共創する場を目指す学生団体のHiveTokyo主催のトークセッションでした。
「かつて ”Japan as No.1” であった日本。”Web3”という領域においては、日本はどのようにして道を切り拓いていけるのだろうか」という問いに対して、衆議院議員の平将明さん、Centiv Founder & CEOの北川拓也さん、そして私の3名が議論をし合う場となりました。
当日は、web3による新産業をどのように生み出すか、既存産業がどうDisruptされるのか、web3を普及させるにはウォレットのイノベーションが必要だといった様々な話をさせてもらいました。
平さん、北川さんの発想が面白くてただただ付いていくのに必死でした。
私の中に生まれたインスピレーション
「web2時代のゲームとweb3時代のゲームでどう変わりますか」
きっかけはそんな質問でした。
これを聞いた私は、以前にゲームを運営していた経験もある私はコンテンツをがむしゃらに考え作っていた時代を思い出しながら、どう変えたら面白くなるかを妄想していました。
ふっと私の中に浮かんだ答えは「コンテンツや遊びを運営だけが作るのではなく、ユーザーもクリエイトして一緒に新しい経済圏を作ることができるのが今後のゲーム」というものでした。
共創の時代
例えばチームを組んでバトルをするゲームを考えましょう。
今までは戦うための武器は手に入れる一方、それを得るための労力や収益は使う一方なモノが多かったかもしれません。
それがユーザー自身が武器をクリエイトしたり、出資金を集め、人を雇ってチームを組成したり、ライブ配信をした収益が結果にも応じて勝利チームに分配されたりして、ユーザーの皆さんもコンテンツや遊びを作っていくことに参加ができて一緒に貢献に対するリターンがある世界を作る可能性があるのではないかと妄想しました。
わたしがSiremoで成したいこと
Siremoが作りたいのはプラットフォームとクリエイターの関係性逆さまにすることだと考えています。結果として大きな△(さんかく)をたくさんの◯(まる)にすることです。
わたしが作りたいのは、いわゆる2:8の世界的な大きな△の論理ではありません。
わたしが好きなインターネットは個人やスモールチームがエンパワーメントされる世界です。そこでは自分らしく創作する人たちの周りをその作品やファンが囲む◯がたくさん存在しています。
ファンの方もみんながいいと思うものだけでなく、自分がいいと思えるものをサポートしたり、同じファン同士で繋がれる世界です。
わたし個人としては「web3」という箱に大きな拘りがあるのではなく、個人やスモールチームをエンパワーメントする世界を創ることにワクワクをしており、今は自分らしい創作を続けたいクリエイターとそれを応援したいファンの方々の◯のような関係を創っていくことにまっすぐに取り組みたい!
と気づけた機会でした。
さいごに
以上がわたしが作りたい世界です!
12月にサービスもβ版をローンチしたのでぜひ手にとってみたり周りのクリエイターにすすめてみてください!
実際にやっていくサービスについての紹介についてもnoteを書きましたので、そちらもぜひ読んでください。
今回のお話を深く聞きたい、会社やサービスの話を聞いてみたいという方は、ユートラでカジュアル面談もオープンしていますので一緒に話しましょう!ワクワクした方、まずは話しましょう!!
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