経県値マップを全クリした話

 タイパーアドカレ2023の2枠目を埋めていこう、ということで。
この記事は5日目の枠で、私(かり~)の記事としては2本目になります。
 前回の記事はこちら。

 さて、今日のテーマはタイピングとは全然関係のない話題です。
 みなさんは「経県値マップ」というサイトをご存知でしょうか。自分がこれまでに訪れたことのある都道府県を「住んだ/泊まった/歩いた/降り立った/通過した/行ってない」の6段階でチェックしていくサイトです。何年か前にタイパー間のX(旧Twitter)で少し流行ったときに自分もやってみたのですが、当時は「まだまだ訪れたことのない都道府県があるなー」と改めて感じたものです。

 趣味を聞かれて「旅行」と挙げるほどではないものの、それなりに旅行は好きで出かける方ではあります(最近は旅行関連のツイートを控えていますが)。
 経県値マップを見て以来、積極的に未踏の県を埋めていったわけではないものの、なんとなく旅行のたびに頭の片隅で意識していました。新型コロナ感染症の流行などもあり旅行へ行く頻度が減った時期もありましたが、ようやく今年(2023年)になって全都道府県での宿泊ができました(一応「宿泊」の上に「居住」もありますが、全都道府県居住は現実的ではないのでここをゴールとしておきます)。

 正直、国内旅行が趣味だったり出張が多いお仕事をしている人からするとそれほど珍しいことでもないような気もしますが、個人的にはそれなりに達成感のある出来事ではあったので、今年の締めくくりにアドカレの記事としてまとめておこうと思います(せっかくアドカレ2枠目にはまだ空きもあることですし)。

 とはいえ、旅行先の話を細かく書き始めるとキリがないので、各都道府県ごとに1枚の写真と一言コメントという形にしていきます(それでも47あるのでかなり多いですが)。

 それでは早速、北海道から行ってみましょう。

北海道

昨年ゴールデンカムイも完結したこともあり、せっかくならこのタイミングで函館に行こう!ということで長年行きたかった五稜郭を訪れました。北海道だと実はまだ札幌周辺に行ったことがないので、いずれ近いうちに遊びに行きたいです。

青森県

十和田市の現代美術館。慣れない雪道のドライブは大変でしたが、足を伸ばした甲斐がありました。どの展示も素晴らしかったです。併せて訪れた青森県立美術館も印象深い美術館でした。

岩手県

中尊寺金色堂。内部は撮影禁止なので覆いの部分しか写っていないですが。
金色堂というと川瀬巴水の絶筆の印象が強いので、雪の時期に来られてよかったです。

宮城県

ちょうどいい観光地の写真がすぐに見つからなかったので、とりあえず光のページェントの写真を貼っておきます。

秋田県

角館の武家屋敷。個々の建物もガイドが丁寧でよかったですが、街全体に「武家エリア」「商家エリア」と当時の地割が今も残っていて、往時の街並みがイメージできるところも好きです。

山形県

銀山温泉。温泉街はこれまで全国各地に行きましたが、銀山温泉は街並みがとても雰囲気よく、大好きな温泉地です。

福島県

少し写真の方向性を変えて「SLばんえつ物語」。
喜多方でラーメンを食べた後、会津の鶴ヶ城へ向かう際に乗りました。

茨城県

茨城は大学の合宿でよく行ったのですが、そういえば観光では一度も行ったことがないですね……とりあえず合宿所の写真らしきものを引っ張り出してきました。

栃木県

大谷資料館(採石場跡)。地下空間ってロマンありますよね、大好きです。
個人的に大谷資料館はGLAY「SOUL LOVE」のPVロケ地というイメージ。

群馬県

地下シリーズその2。新潟県との県境付近にある「土合駅」、いわゆるモグラ駅です。
近くには"世界一遭難者が多い山"として知られる谷川岳がありますが、この土合駅でホームから改札に行くだけでも軽い運動になります。

埼玉県

地下シリーズその3。春日部にある「首都圏外郭放水路」です。
いわゆるドボクとしても見応えがありますね。

千葉県

ディズニーリゾートとかは定番すぎるので……マニアックなところで、DIC川村記念美術館。
佐倉市にある現代アートが中心の美術館です。ロスコの抽象画を見に行きました。

東京都

東京は写真がいっぱいあって悩みましたが、国会議事堂の見学に行ったときの写真。
この日はたまたま見学希望者が自分一人で、めちゃくちゃ詳しくガイドしてもらいました。

神奈川県

神奈川も写真の候補がありすぎて迷った結果、観光地ではないですが聖地巡礼も兼ねて訪れた極楽寺駅。「海街diary」と「エルフェンリート」、方向性が違いすぎますがどちらも好きな作品です。

新潟県

「大地の芸術祭」で訪れた清津峡。大地の芸術祭に行った時の話は過去の記事で書いてあります。

富山県

富山市ガラス美術館&図書館。公共建築の中では個人的に図書館がかなり好きで、散歩して見つけるとつい立ち寄ってしまいます。

石川県

奥能登国際芸術祭の作品「海の上の幻」。作品自体も美しいですし、この反対側には海が広がっているという立地、そして大伴家持を題材にしたというコンセプトもとても好きです。

福井県

永平寺。実際に行ってみると、観光地である以上に、現役の寺って感じがしますね。

山梨県

山梨も大学生の頃にオーケストラの合宿で何度も行ったのですが、写真が見当たりませんでした……。とりあえず山梨だけ写真がないのも悪いので、双葉サービスエリアの写真を貼っておきます。山梨も行きたい場所は色々あるので、おそらく来年あたり改めて遊びに行きます。

長野県

軽井沢での「タイパーカーリング部」活動の写真。楽しかったです。

岐阜県

去年行った下呂温泉。肌がすべすべになりました。さすが美肌の湯。

静岡県

「タイパー橋梁部」のソロ活動、蓬莱橋。

愛知県

2005年「愛・地球博」の写真を引っ張り出してきましたが、正直言うと全然記憶にないです……。

三重県

某ンゴちゃんのおかげで有名になった「志摩スペイン村」に雪が積もったときの写真。

滋賀県

ラコリーナ近江八幡。お菓子もおいしいですが、施設をブラブラしてるだけで楽しいです。

京都府

雪が積もった日限定で開催される、貴船のライトアップ。
なかなかタイミングが合わないのですが、また都合が合えば行きたいです。

大阪府

安藤忠雄さんの建築の代表作の一つである「光の教会」。昼間は外からの光で内側に光の十字架ができますが、夜は逆に内部の光で外側に光の十字架が現れます。

兵庫県

兵庫県は山陽側にも神戸や明石海峡、姫路に淡路島と魅力的なスポットがたくさんありますが、あえて北部側から「玄武洞」。玄武岩の名前の由来でもあり、地磁気の逆転が発見された場所としても有名ですね。城崎温泉から自転車で行ける距離にあります。立派な柱状節理。

奈良県

谷瀬の吊り橋。現地では怖くて引き返す人もちらほらいましたが、地元民は自転車やバイクで渡ることもあるのだとか。橋梁は、力のかかり方や、なんでそういう形状にしたのかなど、そういうことが少しずつわかるようになってから、より楽しめるようになりました。

和歌山県

無人島の友ヶ島。マンガ・アニメ「サマータイムレンダ」の聖地としても有名な場所ですが、旧陸軍の廃墟がかなり残っていて見ごたえがあります。廃墟好きにはたまらん。

鳥取県

鳥取砂丘。後に出てくる阿蘇山などもそうですが、スケールのでかい観光地はそれだけで魅力的です。たたら製鉄がどれほど盛んだったのか、という歴史も砂丘の堆積から感じられますね。

島根県

庭園と日本画で有名な足立美術館。訪れた日はちょうど雪が積もってました。
雪の少ない地域で育ったので、つい雪景色の写真を選びがち。

岡山県

倉敷の美観地区。倉敷市がちょうど場所的に行きやすいこともあって、どこかに行った帰りとかによくふらっと遊びに行きます。

広島県

しまなみ海道の写真(たぶん多々羅大橋?)。クロスバイクなどのレンタサイクルが充実していて乗り捨てなども融通が効きますし、道も自転車が走りやすいように整備されてるので、サイクリングがとても楽しいスポットです。

山口県

壇ノ浦古戦場跡。海の向こうは九州、ここから地下道で歩いて渡ることもできる場所です。香川県の屋島などもそうですが、瀬戸内海を旅行すると平家物語の舞台であることを実感しますね。

徳島県

鳴門海峡のすぐ近くにある大塚国際美術館。紅白で米津玄師さんがLemonを歌った場所としても有名ですね。陶板による複製画の美術館ですが、年代ごとに作品数が膨大で見ごたえがあります。
実寸で見るとモナリザが意外と小さいというのもよく言われますが、たとえばルネサンスからバロックにかけて、特にカラヴァッジョの絵画で一気に時代の変化が実感できるあたりも好きです。

香川県

四国オフの記事で書いた直島の、さらに隣の豊島にある「豊島美術館」はとても美しい美術館。
近くにあるボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」も含め、とても大好きな場所です。

愛媛県

下灘駅。とても人気のある駅ですね。
この日もたくさんの人が写真を撮っていました。

高知県

竜とそばかすの姫で有名な「浅尾沈下橋」。四国オフの際に訪れました。

福岡県

関門海峡の九州側、門司港。
駅の庁舎をはじめ、歴史的な建築が楽しめる場所です。

佐賀県

吉野ヶ里遺跡。あと佐賀は佐賀駅ホームの駅メロが「ロマンシングサガ」の曲なのも好きです。

長崎県

軍艦島。子供の頃からずっと行きたいところだったので、無事上陸できたときは感動しました。

熊本県

阿蘇、大観峰からの眺め。スケールがでかくて、ドライブしているだけでも楽しいです。

大分県

別府温泉「血の池地獄」。実際に見るとやはりインパクトがあります。

宮崎県

サンメッセ日南のモアイ像。横から見ると意外と薄いんですね。

鹿児島県

奄美大島。世界遺産に登録される直前あたりに訪れたのですが、ガイドさんの案内で自然の中を歩くのが楽しかったです。もちろん奄美大島は海もきれいですしね。

沖縄県

焼失する前の首里城。再建は2026年になるそうですね。最近沖縄にもしばらく行っていないので、またそれくらいの時期には遊びに行きたいです。

 写真データを引っ張り出してくるのに時間がかかりましたが、懐かしい思い出の写真を振り返ることができて個人的に楽しかったです。
 まとめて振り返ってみると、途中にも書いたように雪景色が多めだったり、全体的にアートと建築(ドボク含む)、歴史、それから時々自然、という方向に自分の関心が向いているのがわかります。
 逆に食べ物の写真とかは一枚も貼っていないですね。あんまりちょうどいい写真がなかったのもありますが、そもそも旅行の予定を立てる際も食事場所は最後に決めることが多く、上に挙げた関心事と比べると優先順位が高くないのも事実です。ときには旅行中の昼間、ほとんど何も食べないこともありますし(逆に食べたいものが多いときには、夕食を3回くらい食べることもありますが)。

 あとはこうして振り返ってみると、最初に挙げた札幌とか、大学時代の合宿以外ではほとんど訪れていない山梨県などなど、まだ訪れていない場所が日本国内だけでもかなり多くあるので、2024年も色んなところに旅をしていきたいなと改めて思いました。

 ここまでご覧いただきありがとうございました!
 次の記事は「タイパーのためのピアノ教本レビュー」です。


いいなと思ったら応援しよう!