![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137526922/rectangle_large_type_2_91e26c773c14e2d2aba0ea9b0574d3ee.jpg?width=1200)
「お前ら泣くな」
前回の記事から1年以上が経ってしまった。
そのときには到底
予想もしてなかったできごとが、今回の記事。
峯田が地元、青森にきてくれたのである。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137303516/picture_pc_be4bfc39e493770eb5812dbf847ab021.jpg?width=1200)
前回のライブからまもなく、
今回の全国ツアーの発表があった。
全国ツアーと言っても多くのアーティストは、
青森にはあまり来てくれない印象がある。
でも今回は、青森に来てくれることを確信した。
【47都道府県を回る】と発表されていたからだ。
青森の中でも、
主に来てくれるところはおおよそ決まっていて、
青森市、弘前市、八戸市、
この3つのうちのどこかだろうと予想をした。
後日詳細を見ると、弘前市のライブハウスだった。
おそらく19年前、青森で銀杏BOYZが
最後にライブをしたであろう、弘前市。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137305979/picture_pc_1bad8b9b253bc906426bd3d2570aed2f.jpg?width=1200)
お笑い芸人の空気階段もぐらが、
銀杏BOYZをみに来た弘前市。
このエピソードは界隈では有名な話。
この2人がラジオで語っている回が
YouTubeにあるので、
聞いたことない方は聞いてみて。
そのときのライブハウスは
もうなくなってしまったんだけど。
そのライブハウスを守っていた方が、
現在守っているライブハウスがここ、
KEEP THE BEAT。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137307313/picture_pc_292bc110eac75733f6be236c911feb74.jpg?width=1200)
今回のツアーは必ずゲストがいて、
青森のゲストはなんと、
GOING UNDER GROUNDの松本素生さん。
わたしは、ハートビートというアルバムを持っていて、
その中の「トワイライト」は
個人的にカラオケでよく歌う、大好きな1曲。
今回、トワイライトをやってくれることを
少しだけ期待していた。
少しだけ、というのは、
トワイライトがもう20年前の曲だから。
松本素生さんは、5曲ほどを演奏してくれた。
これまでのGUGがわかる曲を揃えたと言っていた。
歌い始めから、声が本当に優しくて、
歌詞と音楽からいろんな風景が浮かんで、胸が震えた。
あっという間に後半に差しかかるとき、
チューニングの1音目で、
あぁ、これは、トワイライトだ、と思った。
ひとつひとつの音、
ひとつひとつの歌詞を噛み締めながら、泣いた。
転換の時間をはさんで、いよいよ峯田が出てきた。
黄色い声援と、野太い声援が混じっている中、
峯田は満足そうに、オーディエンスを眺めていた。
そして、一瞬で3時間のライブが終わってしまった。
もう書くことは、ない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137424374/picture_pc_9a8d000a6078e59e3ed4f197438b7168.jpg?width=1200)
わたしは、銀杏BOYZの曲を知らない。
に、等しい。
峯田が目の前で歌ってくれるのを初めて聴いて、
目から、耳から、全体に浸透させていく。
前回のバンドサウンドとは違って、
アコースティックだからこそ、
峯田の声や魂が、自由に、すぐそこにあった。
峯田はわたしに、
バンドは楽しいこと、
めちゃくちゃかっこいいこと、
うまいだけが音楽じゃないこと、
たくさんの知らない世界を教えてくれた。
私のこれまでの人生の、大事なきっかけになった人。
今もこうして続けてくれているおかげで、
わたしは峯田に会うことができた。
しかも2年も連続で。
BABY BABYっていう、
GOING STEADY時代からの代表曲がある。
峯田の歌声が、観客の大合唱にのまれていて
本人はかなり興奮していた。
峯田の夢の先駆けになったかもしれない。
この現象はきっと、今回のツアー全会場で。
ちなみにこれからの時間、
あのちゃんのラジオに峯田がゲストで登場する。
もちろん、メッセージを送った。
送ったことに意味があった。
「峯田BIG LOVE」というラジオネームで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?