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華生ばかり #0060

 おはようございます。昨日はカラオケ行ってきて体がへろへろです。ほんっとに体力が落ちました。本当はもっと定期的に行きたいけど、カラオケ屋さんって年々高くなってる気がします。あー体が疲れててタイピングがきつい。

 びゅーん。時間が経過し、現在基地です。あれからあまりの疲れと眠気と空腹に耐えられなくなったので、すべてを何とかして基地に来ました。疲れと眠気は休憩と仮眠、空腹はすき家のミニチーズカレー(喫茶店でモーニング食べてたので多くは食べませんでした)。ダイエットで胃が小さくなっているのか、めっちゃくちゃお腹がパンパン。苦しい! ちょっと胃薬飲んでこよう。あ! あと今日はすごい暑いです。エアコン稼働です。さっきお天気アプリ見たら26℃でした。今日を境に涼しくなってくれるといいけどな。もう本当に何着ていいか分からない!

■読書、など

 小さい頃から活字はあんまり得意じゃなくて、国語の教科書も全然面白くなかったのね。そんな私が何故今こんな仕事をしているのか謎だけど、人生って分かんないよね。書く方になっちゃうんだから。絵本すら嫌だったな。漫画が良かったわ、気楽で。そんな私が小学生の頃に突如小説というものを読みまくるようになったのは、当時講談社にあった「ティーンズハート」という女の子向けの小説レーベルのおかげ。今も名残が残ってて「ホワイトハート」みたいな名前でBLとか色々置いてた気がするんだけど、違ったらごめんなさい。それを最初に何故手に取ったかというと「漫画みたいだったから」なんだよね。

 ティーンズハートが創刊されたばかりの頃ってPRがすごくてガンガン平積みされてたんだけど、表紙のイラスト描いてるのが大抵人気のある漫画家さんで、背表紙はピンクで、とにかく何もかもが漫画っぽかったのよ。勿論中身は活字なんだけど、イラスト(挿し絵)が多くて楽しかったから全然読めちゃったの。で、ジャンルとしては「少女小説」っていう「少女漫画」の小説版みたいなもんだったから、内容的にも淡い恋愛がどうとか夢を追いかける少女がどうとか、都会に出てきた少女がどうとか、小中学生の女の子にウケそうなものがすっごい多かったと思う。当時のティーンズハートって作家さんが50人ぐらいいたから、流石に全員の作品を読んだことがあるわけじゃないし、イレギュラーな作品もあったのかもしれないけど。でも私、ティーンズハートで「なんたら殺人事件」っていうミステリー作家さんが書いてるシリーズ物も買ってた。何故かというと絵が可愛いから。小学生の女の子なんて簡単だよ、そんなもんなんだよ。もうこれ30年ぐらい前の話してるから、今そのへんの古本屋さん行っても多分ティーンズハートってめっちゃ少ないか置いてないかって感じだと思うんだけどね。今めっちゃティーンズハート読みたくなってきたな。

 当時はティーンズハートってすごかったんだよね。映画になった作品もあったし。そこで書いてる作家さんがテレビ番組に出てコメンテーターみたいなことしてたり。完全に一時代を築いてたのよ。当時の価格で一冊350円ぐらいだったんだけど(すごい。時代を感じる! 今は新品の小説を一冊350円じゃ買えないもんね)私が買ってた作家さんは実質三人。実質っていうのは、これはややこしい話で後から知ったことなんだけど、本当は、その当時の私の感覚としては五人だったってことなんだよ。でも、その五人のうち三人が別名義の同一人物だったから、蓋開けてみたら実質三人だったってことなの。知らないのにその人の本を全部買ってたってことは、よっぽどその人の文章とかお話が好きだったんだなって思う。子どもってすごいな。今の年齢だったら「この本とこの本、文体似てるな」とか勘ぐっちゃいそうだもん。

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